“いま”爆売れ中のモノを「デジタル」からセレクトし、トレンドのツボを解説。消費者ニーズに“ビッタビタ”な“ゴン攻め”商品の数々、知らないとマジでヤバいです!!

※こちらは「GetNavi」2021年10月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【その1】玄人はもうChromebookを選んでる!

スマホのような感覚でタブレットやPCとして使える

タブレット型に専用キーボードが接続できる2 in 1タイプが使いやすい!

【ノートPC】2021年3月発売

ASUS

Chromebook Detachable CM3

実売価格4万4240円

WindowsでもmacOSでもない「ChromeOS」を採用したハイコスパな2 in 1ノートPC。Androidスマホのような使用感で、ほとんどのデータとアプリをクラウド上で利用する。1920×1200ドットの10.5型液晶を装備し、わずか506gと軽量だ。

 

↑とっさのメモにも便利な高精度スタイラスペンが付属。収納すると急速充電され、15秒の充電で45分間使える

 

【トレンドのツボ】教育用PCの需要急増で売上は前年比10倍以上に

ChromeOSのシェアもChromebookの販売台数も驚異的に伸びている。ChromeOSのユーザー管理のしやすさとコスパの高さが、教育用PCとしてのニーズにマッチしているからだ。

 

【その2】吹き込めば楽器も心も震えます

本格的なサックス演奏が誰でも手軽に楽しめる

吐息に合わせて楽器が鳴動! 騒音を気にせず演奏できる

【デジタル楽器】2020年11月発売

ヤマハ

デジタルサックス YDS-150

実売価格 9万5700円

マウスピースに息を吹き込んで演奏するデジタルサックス。サクソフォン4種類56音色のほか、尺八やアイリッシュパイプなど全73音色に切り替えることが可能。デジタル技術により15段階で音量調節ができるため、近隣に迷惑をかけることもない。

 

↑専用アプリ「YDS Controller」。楽器を選び、それぞれの音色を調整したり(左)、運指をカスタマイズしたりする(右)ことが可能だ

 

【トレンドのツボ】売れすぎて8〜10か月待ち! ランキングでも上位を獲得

初年度の売上は計画の3倍。予想以上の売り上げに生産(部品調達も含め)が間に合わず、現在8〜10か月待ちの状態に。「おうち時間」増加での楽器需要も反映されていると考えられる。

 

【その3】充電のバトンを爆速アンカーに託せ

従来の約3分の1サイズで45Wのハイパワーを実現

スマホもタブレットもノートPCも急速充電

【USB急速充電器】2021年5月発売

Anker

Nano II 45W

実売価格3390円

電源コンセントからUSB Type-C端子で充電する充電器。ノートPCも充電できる45Wというパワーを持ちながら、サイズは同クラス機器の約35%ほど。Quick Chargeなどにも対応する独自技術PowerIQ 3.0(Gen2)を搭載する。

 

↑電源ICと回路設計を革新した独自技術「Anker GaN II」を採用。コンパクト化に加え、低発熱・電力変換効率の向上・低ノイズなどを実現した

 

【トレンドのツボ】発売からわずか1週間で売り切れが続出し入手困難に

5月の発売後1週間で約7000個を売り上げ、たちまち品切れに。ノートPCを持って移動する機会が増えたため、充電に対応する超小型充電器の需要が高まったのだ。