【海外発!Breaking News】車のフロントガラスに接着剤で苦情のメモを貼った女性、警察に通報されるも「私は悪くない」(英)
騒音、ゴミ出し、ペット関連などのご近所トラブルは毎日の暮らしの中で大きなストレスとなるだろう。このほどイギリスから駐車に関する近隣トラブルのニュースが届いた。自宅前の道路に駐車されて迷惑を被っている女性は、車のフロントガラスに接着剤で苦情のメモを貼り付けたという。『The Mirror』『Manchester Evening News』などが伝えている。
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英マンチェスター・ホワイトフィールド在住の女性は、友人が自宅に訪問できないことに頭を悩ませている。その理由は、近くのオフィスで働いているエリー・ニューマンさん(Ellie Newman、36)と姉のジョーダナ・タイムインさん(Jordana Timeyin、39)がそれぞれ白と黒のレンジローバーで出勤し、女性の家の前に一日何時間も駐車しているからだ。
以前から何度もメモを書いて丁寧にお願いしていたが、改善する気配がまったくないそうだ。女性はこのように明かしている。
「友人が来る予定だったので夕食を作ってあげました。その友人は杖なしではほとんど歩けず、料理をするために立ち上がることもできません。でも私の家の前に車を停めることができなくて来られなかったの。道を渡ることができないから、家の前に駐車するしかなかったのに。」
そして9月30日、仕事を終えたエリーさんは車のフロントガラスにシリコン製の接着剤で貼られたメモを発見した。そのメモには黒のペンでこう書かれていた。
「この通りを駐車場にするのはやめてください。住民が仕事や買い物から帰ってきても自分の家の前に駐車できません!」
これに対しエリーさんは、
「ここに駐車禁止を意味する黄色い線はありません。私たちのオフィスは20年前からそこにあります。私とジョーダナは税金を払っていますから、駐車する権利は完全にあるのです。これまでも4回ほどメモを貼られたことがありました。瞬間接着剤やガムテープ、そして今回はシリコン接着剤で貼り付けられて車が傷つきました。これは犯罪行為です」と主張し、今回の件をオンラインで警察に報告したという。
またエリーさんの友人で同僚のレイチェル・シャードさん(Rachel Shard、41)も以前、近くの別の通りに駐車していた時に同じような目に遭ったそうで「車を修理するのにもお金がかかるのでもうここには停めません。きっと嫉妬だと思う」と語った。
しかしメモを残した女性はこのように述べている。
「両親が働いていて大きくなった子供も車を運転するような家庭であれば、一家で3台の車を持っています。しかしこのエリアの住宅は、個別に駐車場を設置することはできないのです。」
「これは犯罪になるほどの被害ではありません。私が貼り付けた接着剤は簡単に剥がせるものです。私は意地悪な人間ではないし、誰かに嫌な思いをさせることもありません。でもこの問題は1年も続いているの。彼女らが働いているオフィスの裏には駐車場があるので、きっとそこに停められると思います。これは当然の要求であって、住民の立場から状況を説明しただけです。私は謝罪しませんし、無礼でもありません。」
「一日中車を停めっぱなしで誰かに迷惑をかけていることに気づかなければいけないと思います。誰もが自己中心的な社会なんて見たくないし、そんな暇もありませんから。」
なおイギリス王立自動車クラブ「RAC」の公式駐車ガイドには、こう書かれているという。
「車が車道を塞いでいたり、車輪が縁石を越えていたりしない限り人の家の外に駐車することは完全に合法です。その他、住民の駐車許可証が必要とされている道路や、駐車禁止の二重黄色線が適用されている場所では駐車ができません。」
画像は『The Mirror 2021年10月5日付「Woman who ‘glued’ note on Range Rover parked outside her home ‘makes no apologies’」(Image: MEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)
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英マンチェスター・ホワイトフィールド在住の女性は、友人が自宅に訪問できないことに頭を悩ませている。その理由は、近くのオフィスで働いているエリー・ニューマンさん(Ellie Newman、36)と姉のジョーダナ・タイムインさん(Jordana Timeyin、39)がそれぞれ白と黒のレンジローバーで出勤し、女性の家の前に一日何時間も駐車しているからだ。
「友人が来る予定だったので夕食を作ってあげました。その友人は杖なしではほとんど歩けず、料理をするために立ち上がることもできません。でも私の家の前に車を停めることができなくて来られなかったの。道を渡ることができないから、家の前に駐車するしかなかったのに。」
そして9月30日、仕事を終えたエリーさんは車のフロントガラスにシリコン製の接着剤で貼られたメモを発見した。そのメモには黒のペンでこう書かれていた。
「この通りを駐車場にするのはやめてください。住民が仕事や買い物から帰ってきても自分の家の前に駐車できません!」
これに対しエリーさんは、
「ここに駐車禁止を意味する黄色い線はありません。私たちのオフィスは20年前からそこにあります。私とジョーダナは税金を払っていますから、駐車する権利は完全にあるのです。これまでも4回ほどメモを貼られたことがありました。瞬間接着剤やガムテープ、そして今回はシリコン接着剤で貼り付けられて車が傷つきました。これは犯罪行為です」と主張し、今回の件をオンラインで警察に報告したという。
またエリーさんの友人で同僚のレイチェル・シャードさん(Rachel Shard、41)も以前、近くの別の通りに駐車していた時に同じような目に遭ったそうで「車を修理するのにもお金がかかるのでもうここには停めません。きっと嫉妬だと思う」と語った。
しかしメモを残した女性はこのように述べている。
「両親が働いていて大きくなった子供も車を運転するような家庭であれば、一家で3台の車を持っています。しかしこのエリアの住宅は、個別に駐車場を設置することはできないのです。」
「これは犯罪になるほどの被害ではありません。私が貼り付けた接着剤は簡単に剥がせるものです。私は意地悪な人間ではないし、誰かに嫌な思いをさせることもありません。でもこの問題は1年も続いているの。彼女らが働いているオフィスの裏には駐車場があるので、きっとそこに停められると思います。これは当然の要求であって、住民の立場から状況を説明しただけです。私は謝罪しませんし、無礼でもありません。」
「一日中車を停めっぱなしで誰かに迷惑をかけていることに気づかなければいけないと思います。誰もが自己中心的な社会なんて見たくないし、そんな暇もありませんから。」
なおイギリス王立自動車クラブ「RAC」の公式駐車ガイドには、こう書かれているという。
「車が車道を塞いでいたり、車輪が縁石を越えていたりしない限り人の家の外に駐車することは完全に合法です。その他、住民の駐車許可証が必要とされている道路や、駐車禁止の二重黄色線が適用されている場所では駐車ができません。」
画像は『The Mirror 2021年10月5日付「Woman who ‘glued’ note on Range Rover parked outside her home ‘makes no apologies’」(Image: MEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)