九州人のソウルフード「うまかっちゃん」がカレー味に!? 簡単アレンジで作る「カレーうまかっちゃん」とは?
食楽web
九州人が愛して止まないソウルフードの一つ、「うまかっちゃん」。東京在住の筆者もドン・キホーテに行くと、ついまとめ買いしたくなるほど美味しい袋麺です。いつもならプレーンに高菜やゴマ、紅生姜などをのせて食べるのが我が家の定番。
しかし先日、福岡は博多出身の知人から「うまかっちゃん、たまにはカレー味が美味しいよ」との情報が入りました。カレー味のうまかっちゃんなんてありましたっけ? と返したら「いやいや、自分で味変するんだよ」とのこと。
あのうまかっちゃんならではのとんこつ味をカレー味にして美味しいの? と、かなり半信半疑だったのですが、知人が教えてくれた方法を試してみたら、これがかなり美味しかったんです! さすが、地元の博多っ子は「うまかっちゃん」を熟知している! と改めて畏敬の念を抱いた次第。というわけで、そのアレンジ方法をご紹介したいと思います。
激ウマ「カレーうまかっちゃん」を作る方法
レシピと言っても、超簡単。用意するのはカレー粉とフライドオニオン。あとはお好みのトッピングを用意するだけ。
知人がオススメしてくれたカレー粉は、「インディアンカリー」のカレー粉、そして、フライドオニオンは「クアンプルン」のフライドオニオン。どちらもカルディで売っているものです。
カルディで買った「インディアンカリー」のカレー粉481円、右が「クアンプルン」のフライドオニオン328円
さらに作り方も簡単で、「うまかっちゃん」の作り方に従い、まずは550mlの水を沸騰させ、麺を入れて茹でていきます。
通常なら3分茹でてから粉末スープを入れるのですが、知人いわく「麺がほぐれたら、すぐに粉末スープとカレー粉小さじ2を入れて煮込むほうがいい」とのこと。そのほうが、味が麺に染み込み、味わいがアップするんだそう。
通常どおり「うまかっちゃん」を熱湯で茹でますが、麺がほぐれたらすぐに粉末スープとカレー粉を投入
約3分経ったら火を止め、仕上げに付属のオイルを入れて、塩・コショウで味を整えたら、あとは盛り付けるだけ。
出来上がり
今回は、夏カレーをイメージして、焼きナスと焼きトマトをトッピング。最後にフライドオニオンをたっぷりふりかけてみました。
「うまかっちゃん」だとは思えないビジュアルです
食べてみると、思わず「ウマっ!」と声を上げてしまうくらい旨い。いつもの「うまかっちゃん」も最高ですが、全然ベクトルが違う感じの美味しさ。ベースのとんこつスープのコクに、カレーのスパイシーさが加わって、香りも味もいい。しかも麺にしっかりカレー味が染み込んでいて、すする度に香りも旨みも増幅します。
そして正直、これホントにいるの? と半信半疑だったフライドオニオンがまたいい仕事をしています。香ばしさとカリカリ感が、とにかく “カレーうまかっちゃん”にピタリとハマっているんです。
筆者はこのカレー味だけでも大満足でしたが、その博多っ子の知人によると、「ベースのスープが旨いから、カレー粉だけでなく、キムチの素を入れるのもオススメ」とのこと。カレー味なら夏の暑い時期でも食欲をそそります。ぜひぜひ、みなさんも試してみてください。
(撮影・文◎土原亜子)