シャオミの120倍ズームが凄すぎる! 最上位スマートフォンカメラの見せる景色が異次元だった
スマートフォンのカメラ機能は日進月歩で進化を続けている。
少し前のハイエンドモデルで驚かされた3眼カメラやAI機能、夜景モード、ポートレートモードなども、今ではエントリーモデルやミドルモデルに搭載されつつある。
そんな中、各社のフラッグシップモデルでは、さらに驚く最新カメラが搭載されている。
今回は、今年4月にグローバル市場で販売が開始されたXiaomi(シャオミ)製の「Mi 11 Ultra(ミー イレブン ウルトラ)」を使って「超ズーム」の異次元世界を見てみたいと思う。
■スマホ史上最高レベルのカメラ
Mi 11 Ultraは、日本市場では未発売だが、国内で販売されているシャオミ製のスマートフォンと操作は同等で、日本語表示にも対応している。
Mi 11 Ultraを手に持ったところ
まずはMi 11 Ultraのカメラのスペックを簡単に紹介しよう。リアカメラは広角、超広角、望遠の3つのカメラを搭載しており、各カメラの仕様は以下の通り。
・約5000万画素CMOS「Samsung GN2」(1/1.12型、1画素1.4μm、2.8μm4-in-1スーパーピクセル)/広角レンズ(F1.95、8Pレンズ)
・約4800万画素CMOS「Sony IMX586」(1/2.0インチ、1画素0.8μm、1.6μm4-in-1スーパーピクセル)/超広角レンズ(F2.2、7Pレンズ、画角128°)
・約4800万画素CMOS「Sony IMX586」(1/2.0型、1画素0.8μm、1.6μm4-in-1スーパーピクセル)/望遠レンズ(F4.1、光学5倍ズーム、ハイブリッド10倍ズーム、デジタル120倍ズーム)
カメラ部分は出っ張っており、ずっしりとした重量感もある
どれもメインカメラといえるほどのハイスペックなカメラを3つも搭載している。
単純にカメラのスペックが高いだけでなく、多彩な撮影モードも搭載しているため、静止画や動画を問わず撮影したくなるモデルだ。
今回は、特に凄まじいと感じたズーム機能にフォーカスを当てていきたいと思う。
カメラ詳細にも記載した通り、望遠レンズは5倍の光学ズームと10倍のハイブリッドズームに加えて、120倍のデジタルズームに対応している。
120倍ズームはデジタルのため、画質はかなり劣化してしまうものの、120倍という脅威の高倍率ズーム撮影が可能となる。
つまり、通常のカメラ撮影ではまったくと言っていいほど見えないものを写し出すことができるのだ。
今回はMi 11 Ultraのカメラで同じ場所から撮影した超広角画像と120倍ズーム画像を紹介していく。120倍ではどんな景色が見えるのか、驚きの高倍率ズームを楽しんでほしい。
■超広角と120倍ズームの世界
それでは早速、超広角画像と120倍ズーム画像を見比べてみよう。
まずは、東京2020オリンピック・パラリンピックの会場にもなっているオリンピックスタジアム(国立競技場)を撮影した画像からだ。
超広角画像。都営大江戸線の国立競技場駅を出てすぐ見える景色。上空は航空機が頻繁に通過する
120倍ズーム画像。航空機会社「ANA」の文字がはっきりと見える。この距離で航空機を120倍ズームで撮影すると寄りすぎて1画面に収まらないほど
超広角画像。赤丸で囲んだものの写っているものが確認できない
120倍ズーム画像。ヘリコプターが飛行していた。航空機より遙かに小さいため、全体が1画面に収まった
超広角画像。JR千駄ヶ谷駅付近から新宿駅方面を撮影
120倍ズーム画像。NTTドコモ代々木ビル(通称ドコモタワー)にある「docomo」の文字がはっきり見て取れた
超広角画像。汐留シティセンターを見上げた写真
120倍ズーム画像。画質が劣化するため人の顔を認識することはできないが、手を伸ばして窓を清掃している人の動きははっきりと見て取れた
超広角画像。汐留駅周辺。この場所からまっすぐ奥に120倍ズームをしてみると何が見えるのか?
120倍ズーム画像。遠く奥にある「Panasonic」の文字が見て取れた
いかがだっただろうか。超広角や広角レンズの等倍で撮影してもよく見えないものがしっかりと見て取れる。
異次元の世界を写し出せる高倍率ズームを、スマートフォンのカメラでできてしまうことが衝撃的だった。
ひとつ大きな難点といえば、かなり手ブレすることだ。そのため、120倍で撮影する際は手持ちよりも三脚などを使って固定したほうが撮影しやすいだろう。
最後に、Mi 11 Ultraの120倍ズームや標準カメラの使い方を解説した動画も紹介する。
・The Pinnacle of Smartphone Photography: Mi 11 Ultra Launches Globally – Mi Blog
執筆:S-MAX編集部 2106bpm
少し前のハイエンドモデルで驚かされた3眼カメラやAI機能、夜景モード、ポートレートモードなども、今ではエントリーモデルやミドルモデルに搭載されつつある。
そんな中、各社のフラッグシップモデルでは、さらに驚く最新カメラが搭載されている。
今回は、今年4月にグローバル市場で販売が開始されたXiaomi(シャオミ)製の「Mi 11 Ultra(ミー イレブン ウルトラ)」を使って「超ズーム」の異次元世界を見てみたいと思う。
■スマホ史上最高レベルのカメラ
Mi 11 Ultraは、日本市場では未発売だが、国内で販売されているシャオミ製のスマートフォンと操作は同等で、日本語表示にも対応している。
Mi 11 Ultraを手に持ったところ
まずはMi 11 Ultraのカメラのスペックを簡単に紹介しよう。リアカメラは広角、超広角、望遠の3つのカメラを搭載しており、各カメラの仕様は以下の通り。
・約5000万画素CMOS「Samsung GN2」(1/1.12型、1画素1.4μm、2.8μm4-in-1スーパーピクセル)/広角レンズ(F1.95、8Pレンズ)
・約4800万画素CMOS「Sony IMX586」(1/2.0インチ、1画素0.8μm、1.6μm4-in-1スーパーピクセル)/超広角レンズ(F2.2、7Pレンズ、画角128°)
・約4800万画素CMOS「Sony IMX586」(1/2.0型、1画素0.8μm、1.6μm4-in-1スーパーピクセル)/望遠レンズ(F4.1、光学5倍ズーム、ハイブリッド10倍ズーム、デジタル120倍ズーム)
カメラ部分は出っ張っており、ずっしりとした重量感もある
どれもメインカメラといえるほどのハイスペックなカメラを3つも搭載している。
単純にカメラのスペックが高いだけでなく、多彩な撮影モードも搭載しているため、静止画や動画を問わず撮影したくなるモデルだ。
今回は、特に凄まじいと感じたズーム機能にフォーカスを当てていきたいと思う。
カメラ詳細にも記載した通り、望遠レンズは5倍の光学ズームと10倍のハイブリッドズームに加えて、120倍のデジタルズームに対応している。
120倍ズームはデジタルのため、画質はかなり劣化してしまうものの、120倍という脅威の高倍率ズーム撮影が可能となる。
つまり、通常のカメラ撮影ではまったくと言っていいほど見えないものを写し出すことができるのだ。
今回はMi 11 Ultraのカメラで同じ場所から撮影した超広角画像と120倍ズーム画像を紹介していく。120倍ではどんな景色が見えるのか、驚きの高倍率ズームを楽しんでほしい。
■超広角と120倍ズームの世界
それでは早速、超広角画像と120倍ズーム画像を見比べてみよう。
まずは、東京2020オリンピック・パラリンピックの会場にもなっているオリンピックスタジアム(国立競技場)を撮影した画像からだ。
超広角画像。都営大江戸線の国立競技場駅を出てすぐ見える景色。上空は航空機が頻繁に通過する
120倍ズーム画像。航空機会社「ANA」の文字がはっきりと見える。この距離で航空機を120倍ズームで撮影すると寄りすぎて1画面に収まらないほど
超広角画像。赤丸で囲んだものの写っているものが確認できない
120倍ズーム画像。ヘリコプターが飛行していた。航空機より遙かに小さいため、全体が1画面に収まった
超広角画像。JR千駄ヶ谷駅付近から新宿駅方面を撮影
120倍ズーム画像。NTTドコモ代々木ビル(通称ドコモタワー)にある「docomo」の文字がはっきり見て取れた
超広角画像。汐留シティセンターを見上げた写真
120倍ズーム画像。画質が劣化するため人の顔を認識することはできないが、手を伸ばして窓を清掃している人の動きははっきりと見て取れた
超広角画像。汐留駅周辺。この場所からまっすぐ奥に120倍ズームをしてみると何が見えるのか?
120倍ズーム画像。遠く奥にある「Panasonic」の文字が見て取れた
いかがだっただろうか。超広角や広角レンズの等倍で撮影してもよく見えないものがしっかりと見て取れる。
異次元の世界を写し出せる高倍率ズームを、スマートフォンのカメラでできてしまうことが衝撃的だった。
ひとつ大きな難点といえば、かなり手ブレすることだ。そのため、120倍で撮影する際は手持ちよりも三脚などを使って固定したほうが撮影しやすいだろう。
最後に、Mi 11 Ultraの120倍ズームや標準カメラの使い方を解説した動画も紹介する。
・The Pinnacle of Smartphone Photography: Mi 11 Ultra Launches Globally – Mi Blog
執筆:S-MAX編集部 2106bpm