まさに美少女!『ブラック・ウィドウ』幼少期ナターシャ役はミラ・ジョヴォヴィッチの13歳娘
マーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』では、主人公ナターシャ・ロマノフの幼少期時代が描かれる。ナターシャの知られざる過去と秘密に迫る本作で、彼女の幼少期役に抜てきされたのは、女優ミラ・ジョヴォヴィッチと映画監督ポール・W・S・アンダーソンの娘エヴァー・アンダーソン(13)だ。
『ブラック・ウィドウ』は、アベンジャーズの初期メンバーとして様々な戦いに身を投じてきたブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフの初となる単独映画。エヴァーが演じる幼少期のナターシャは予告編にもその姿が映っており、トレードマークの赤髪ではなく鮮やかな青髪で登場している。
父が監督、母が主演を務めた映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』(2016)で人工知能レッドクイーンを演じたエヴァーは、本作で本格的に女優デビューを果たした。両親がハリウッドの著名人であることからプレッシャーを感じることもあるそうで、「大変なのは、自分自身を証明すること。お母さんが女優でお父さんが監督だったら、大きな期待に応えないといけない。わたしは一生懸命仕事をして、自分の道を作りたい。そうすれば、人々はわたしを単に彼らの娘としてではなく、一人の役者として見るようになるだろうから」と昨年4月に米Flaunt誌のインタビューで語っていた。
母ミラによると、エヴァーはマーベル映画の大ファンで、自宅では彼女の役にちなんで「ベビー・ウィドウ」と呼ばれることもあるそうだ。『ブラック・ウィドウ』での娘の演技を見たミラは、「すごく自然体で、撮影現場で彼女を見ることができて本当によかった。とあるシーンでは、みんなが涙していたわ」と Entertainment Tonight で当時のエピソードを明かしている。
そんなエヴァーの次回作は、ディズニーの名作アニメーション『ピーター・パン』(1953)を基にした実写映画『ピーター・パン&ウェンディ(原題) / Peter Pan & Wendy』。ダーリング家の長女・ウェンディ役として起用された彼女は、子役のアレクサンダー・モロニー(ピーター・パン役)やジュード・ロウ(フック船長役)らと共演する。撮影はすでにスタートしており、映画は2022年にDisney+で配信される予定だ。(編集部・倉本拓弥)
映画『ブラック・ウィドウ』は劇場公開中、7月9日よりディズニープラス プレミア アクセス公開(※要追加料金)