レッドソックスのハンター・レンフロー【写真:AP】

写真拡大

右翼から152キロが発動「とんでもないロケットだ」

■Rソックス 5ー3 ヤンキース(日本時間26日・ボストン)

 本塁に突入した走者にとっては“ノーチャンス”な爆速バックホームが、ファンの度肝を抜いている。レッドソックスのハンター・レンフロー外野手は25日(日本時間26日)の本拠地でのヤンキース戦で、宿敵の希望を突き刺すバックホームを披露。ぐんぐん伸びたノーバウンド送球に「ハンターのときは決して走るな」「なんて完璧なレーザーだ」と驚きの声が上がった。

 1点リードの4回無死二塁で、ヤンキースのミゲル・アンドゥハーが放った打球は右前に転がった。二塁走者のジオ・ウルシェラは迷わず三塁を蹴って本塁へ突入。しかし、結果的に間違った判断に。右翼のレンフローは捕球するや、肩を一振り。放たれたボールは全く垂れることなく、捕手のミットにドンピシャ。悠々とウルシェラをアウトにしてみせた。

 MLB公式ツイッターは「throw(投げる)」にかけて「レンスロー(Renthrow)がまたやった」との言葉を添えて動画を公開。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者もコメント欄に投稿し、送球の球速は94.7マイル(約152.4キロ)だったことを紹介。衝撃の送球に、ファンも「フィル・ネビン(ヤンキースの三塁コーチ)をクビにしろ」「みんないつになったら学ぶんだい?」「とんでもないロケットだ」などとコメントしていた。(Full-Count編集部)