ポイントは【塩水】! なすの油吸いすぎを防ぐ簡単な方法(レシピあり)

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今が旬の『なす』。
とってもおいしくて人気のある夏野菜ですが、調理中どんどん油を吸っていくさまに、不安を覚えるかたも多いのではないでしょうか?

そんなあなたに今回は、なすの油吸いすぎを防ぐとっても簡単な方法をご紹介します。


それは【塩水】につけること。
こうすることで、なすの油の吸収を抑えられ、料理をヘルシーに仕上げることができるんです。

しかもそれだけではありません。
塩水につけたなすは、火の通りも早くなり、仕上がりも色鮮やかになるという、とってもうれしい効果があるんです!

これはもう、やらない手はないですね♪

というわけでここからは、この方法を使った絶品メインおかず『鮭となすのめんつゆ漬け』のレシピをご紹介。
ボリュームも満足感も◎なのに、一人前たったの282kcalとヘルシー&安心です♪
それではさっそく作っていきましょう!

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●『鮭となすのめんつゆ漬け』

材料(2人分)
甘塩鮭の切り身……2切れ
なす……3個(約270g)
貝割れ菜……1/2パック
にんにくの薄切り……3〜4枚
めんつゆ(3倍濃縮)……大さじ1
レモンのくし形切り……1切れ


サラダ油
小麦粉

【下準備】
・なすはへたを切って縦半分に切る。皮に斜めに5mm間隔で切り目を入れ、斜め半分に切る。ボールに水3カップ、塩小さじ1を入れて混ぜ、なすを加えて3分ほどつけ、水けをきる。
・貝割れ菜は根元を切り落とす。
・甘塩鮭は腹骨を取って幅1cmの斜め切りにし、酒、水各大さじ2をからめる。

【作り方】

(1)フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、なすを皮目を下にして並べ、ふたをして2分ほど焼く。ふたを取り、裏返してしんなりするまで1〜2分焼く。


(2)大きめのボールになすを入れ、にんにく、めんつゆを加えて混ぜる。


(3)鮭の水けを拭き、小麦粉を薄くまぶす。(1)のフライパンにサラダ油大さじ1を弱めの中火で熱し、鮭を並べ、途中、裏返して2〜3分焼く。余分な油をペーパータオルで拭いてから(2)に加え、さっと混ぜる。器に盛り、貝割れ菜、レモンを添える。

う〜ん、こんがり焼いたなすと鮭に、にんにくをきかせためんつゆがよく合う!
なすは大きめに切っていますが、切れ込みを入れているので、味がよ〜くからんで絶品です。

なすと鮭の組み合わせがとっても色鮮やか(塩水につけたかいあって、なすの仕上がりもきれいでしょ〜)!
ご飯のおかずにも、ビールのお供にも◎ですよ!

なすの油吸いすぎを防ぐ簡単な方法、そして絶品おかず『鮭となすのめんつゆ漬け』、ぜひ試してみてくださいね♪

(『オレンジページ』2021年7月2日号より)