新型コロナウイルス感染抑制策の一環でほぼ8か月休園となっていた米ウォルト・ディズニーのフランスのテーマパーク「ディズニーランド・パリ」は17日、感染予防策を講じた上で営業を再開した
 - (2021年 ロイター/Gonzalo Fuentes)

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[シェシー(フランス) 17日 ロイター] - 新型コロナウイルス感染抑制策の一環でほぼ8か月休園となっていた米ウォルト・ディズニーのフランスのテーマパーク「ディズニーランド・パリ」は17日、感染予防策を講じた上で営業を再開した。

 ミッキーマウス、ミニーマウスやグーフィーなど人気ディズニーキャラクターに扮したキャストは通常通り自撮り写真に応じるが、安全な距離を取っての撮影となる。

 改定されたディズニーランド・パリの規則によると、「ハグなどの密接な交流は一時中止」。6歳以上の入園者にはマスクの着用も義務付けられる。

 ナターシャ・ラファルスキ最高経営責任者(CEO)は、フランスが新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を切り抜ける上で、観光業とホスピタリティー業界全体にはこの営業再開が重大な分岐点になると指摘し、「われわれはこの瞬間を辛抱強く待っていた。レストランやホテル、テーマパーク、あらゆるホスピタリティー関連施設はフランス国民に欠かせない」と強調した。