実は栄養たっぷり!?「バナナの皮」の効果効能&食べ方

バナナの皮って食べられるの!?

バナナは皮を剥いて食べるもの」そんなあなたの考え、もう古いかもしれません!実は、バナナの皮にはさまざまな栄養成分が含まれており、いろんな効果効能が期待できるとされているんです。



実際、世界各国、特にインドやカリブ海近辺では、バナナの皮を毎日の食事に活用してダイエット効果を狙う方法が話題となっています。



この記事を読み終えるころには、あなたの考えも根本から覆っているかもしれませんね。

【健康面】バナナの皮の栄養と効果効能

マグネシウム

マグネシウムは、リンやカルシウムとともに骨や歯の健康維持に欠かせない成分です。

通常の食事で不足することは稀ですが、マグネシウムが不足すると、血圧の上昇や不整脈などの症状が現れる危険性があります。(※1)

ビタミンA

皮膚の粘膜には、細菌などが体内へ侵入するのを防ぐ役割があります。

ビタミンAはそんな粘膜の健康を支える働きがあるため、ビタミンAの摂取は免疫力アップにつながります。風邪の対策には、ビタミンAの存在は欠かせませんね。(※2)

ビタミンB6

我々の皮膚や髪、筋肉などを生成するには、たんぱく質が欠かせません。

ビタミンB6には摂取されたたんぱく質の代謝を促し、体内で活用できる状態にするはたらきがあり、健康的な体作りに役立っています。(※3)

ビタミンB12

赤血球を生成する際、葉酸とともに活躍してくれるのがビタミンB12です。片方が足りなくなると細胞の分解や合成が効率良くおこなわれず赤血球を正常に作り出すことができないため、貧血の症状が出てしまいます。(※4)



貧血でお悩みの方は、ビタミンB12を意識して摂取してみてくださいね。

【美容面】バナナの皮の栄養と効果効能

ビタミンC

バナナの皮に含まれているビタミンCには、強い抗酸化作用があります。肌や血管、内臓など体全体の老化は、活性酸素という物質が各器官を酸化させることにより起こるのですが、抗酸化作用をもったビタミンCには活性酸素を抑制する働きがあり(※5)、アンチエイジング効果が期待できます。

カリウム

カリウムは細胞の浸透圧をナトリウムとともに維持・調整する働きがあり、体内に溜まった余計な水分・塩分の排出を促してくれます。むくみが気になる場合は、併せて塩分の高いものを控えるようにしましょう。また、腎臓の悪い人は、カリウムの摂りすぎに注意してください。

不溶性食物繊維

不溶性食物繊維には腸のぜん動運動を促す作用が認められており、腸内を刺激することにより腸に溜まった便を押し出すよう促してくれます。また、食物繊維は腸内にいる善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす効果も期待できるため、腸内環境を整えるのに役立ちますよ。(※6)



便秘でお悩みの方には、見逃せない成分ですね。

バナナの皮の食べ方

無農薬のものを選ぶ

バナナは育てる段階で農薬が吹きかけられている場合があります。そのため、皮ごと食べる場合には無農薬のものを選んでみてくださいね。

おすすめの調理法

バナナの皮は、そのままでも食べられないことはありません。しかし、いつもは剥いているものなので、やはりすこし抵抗がありますよね。そこで、おすすめしたい食べ方がふたつあります。

1. スムージーにする

まずひとつ目は、スムージーの具材にする方法。そのままで食べにくいなら、細かくしてしまえばいいんです!りんごや小松菜など、スムージーの定番具材と一緒にミキサーに入れ、なめらかになるまで混ぜたら完成。

パッと見でバナナの皮が入っていると分からないので、抵抗感なく摂取できますよ♪

2. 油で揚げる

ふたつ目は、油でカラッと揚げる方法。薄力粉と片栗粉を4:1の割合で混ぜたものに薄力粉と同量の水を入れ、衣を作ります。バナナの皮を衣にくぐらせてから、揚げれば完成です。



スイーツ天ぷらのような仕上がりになって、意外と絶品ですよ♪

バナナの皮、今日からあなたも食べる派に!

いつもは捨てているバナナの皮に、こんなに栄養が含まれているなんて……と、思った方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、その「捨てるはず」のものが健康・美容に役立つとしたら、利用しない手はありません。



あなたも今日から、バナナの皮を取り入れてみませんか?

▼こちらの海外サイトを参考にしました。

【参考資料】

バナナの中身もおいしく食べよう♪