紙袋は捨てなくていい。洋服用、お菓子用…「分散収納」で使いきる
買い物をするたびにたまり、「いつか使うかも」となかなか捨てられない紙袋。
「捨てるべきものの筆頭に挙げられることもある紙袋ですが、用途別に分散収納すれば、捨てずにしっかり使いきれますよ」というのはライフオーガナイザーの佐藤美香さん。
エコの観点からも、ただ捨てるのではなく再利用できるのがいちばんです。そのコツを聞きました。
在庫管理を考えると、同じものは1か所にまとまっているほうが、ダブリ買いや使い忘れを防ぎやすくてラク。収納するのにも省スペースですみます。
けれども、ものによっては必ずしも一括管理がいいとも限りません。ついついたまってしまいがちな紙袋、「どんなときに使うのか?」をイメージして、用途に合わせて使う場所の近くに収納しておくと、とても便利です。
いくつかの例をご紹介いたします。
もう着ないけれど、まだまだきれいな衣類はどうしていますか? わが家では、親戚や友人に譲る・フリマアプリ・リサイクルショップ・寄付のいずれかでリユースしています。けれども、これらの衣類は、仕分けが面倒でついついためてしまいがち。
いらない服と一緒に紙袋を入れておくと便利
わが家では、リユース用の衣類を入れるケースをクローゼットの一角に置いています。
リモートワークの普及など以前とは暮らし方も変わりました。「もう着ないな」と思ったときに、ケースにすぐ入れられるので、あと回し防止に役立っています。
また子ども服などは、衣替えをするときにサイズを確認していても、シーズン中にサイズアウトしてしまうこともあります。こちらも、気がついたときにすぐケースに。
ケースの中には、コートやカバンを購入したときの大きめで丈夫な紙袋も一緒に入れています。紙袋をセットしておくと、親戚や友人に会うときや、リサイクルショップに行くときに、サッと紙袋に入れて持って行けるので便利ですよ。
紙袋って、意外と使いたいときにちょうどよいサイズがなくて困ったりするので、最初からセットしておくと安心です。
お友達の家に遊びに行く子どもにお菓子を持たせたり、借りたものをお返しする際にお菓子を添えたり、そんなときに小さめのかわいい紙袋があると便利。そのためお菓子と同じ場所に収納しています。
キッチンにパントリーがないわが家では、吊り戸棚の上が収納場所です。出し入れがしやすいように、ファイルボックスにまとめています。
紙袋だけでなく、同じくらいのサイズの不織布やポリ素材の袋も、ざっくり一緒に。使う人が、自分の使いよい袋を選んで持って行きます。
私の住む地域では、資源回収に「雑紙」という項目があります(地域によって「ミックスペーパー」など呼び方が違うようです)。
雑紙として出しているのは、子どもたちが持ち帰ってくるプリント類や郵送物、食品の入っていた紙箱など。キッチンにあるダイニングテーブルで確認をしたり、調理の際に使ったりと、キッチンで雑紙が出ることが多いです。そのため、雑紙が出るたびに入れていけるように、シンク下に紙袋を置いています。
紙袋がいっぱいになったら、すぐに次の紙袋をセットできるように、ストックの紙袋も横に置いています。
ものによっては一括管理・集中収納で、ラクになることも多いです。また、最近は管理がしやすいように「ものは少なく所有する」という方も増えていると感じます。
けれども、今回ご紹介したような用途に合わせた分散収納には、回転率を上げる効果もあります。ご自身やご家族や使うものに合わせて、ラクな方法を選んでいけるといいですね。
●教えてくれた人
夫と長女、二女、三女の5人家族。ライフオーガナイザー、冷凍生活アドバイザー、リユースオーガナイザーの資格を生かして片づけ作業、イベントや講座などを行っている。ブログ「愛家
」を更新
「捨てるべきものの筆頭に挙げられることもある紙袋ですが、用途別に分散収納すれば、捨てずにしっかり使いきれますよ」というのはライフオーガナイザーの佐藤美香さん。
エコの観点からも、ただ捨てるのではなく再利用できるのがいちばんです。そのコツを聞きました。
紙袋は一括管理がラクとは限らない!用途ごとに分散収納してみませんか?
けれども、ものによっては必ずしも一括管理がいいとも限りません。ついついたまってしまいがちな紙袋、「どんなときに使うのか?」をイメージして、用途に合わせて使う場所の近くに収納しておくと、とても便利です。
いくつかの例をご紹介いたします。
●大きめで丈夫な紙袋:手放し予定の衣類にセット
もう着ないけれど、まだまだきれいな衣類はどうしていますか? わが家では、親戚や友人に譲る・フリマアプリ・リサイクルショップ・寄付のいずれかでリユースしています。けれども、これらの衣類は、仕分けが面倒でついついためてしまいがち。
いらない服と一緒に紙袋を入れておくと便利
わが家では、リユース用の衣類を入れるケースをクローゼットの一角に置いています。
リモートワークの普及など以前とは暮らし方も変わりました。「もう着ないな」と思ったときに、ケースにすぐ入れられるので、あと回し防止に役立っています。
また子ども服などは、衣替えをするときにサイズを確認していても、シーズン中にサイズアウトしてしまうこともあります。こちらも、気がついたときにすぐケースに。
ケースの中には、コートやカバンを購入したときの大きめで丈夫な紙袋も一緒に入れています。紙袋をセットしておくと、親戚や友人に会うときや、リサイクルショップに行くときに、サッと紙袋に入れて持って行けるので便利ですよ。
紙袋って、意外と使いたいときにちょうどよいサイズがなくて困ったりするので、最初からセットしておくと安心です。
●小さめのかわいい紙袋:手土産持参用にお菓子とセット
お友達の家に遊びに行く子どもにお菓子を持たせたり、借りたものをお返しする際にお菓子を添えたり、そんなときに小さめのかわいい紙袋があると便利。そのためお菓子と同じ場所に収納しています。
キッチンにパントリーがないわが家では、吊り戸棚の上が収納場所です。出し入れがしやすいように、ファイルボックスにまとめています。
紙袋だけでなく、同じくらいのサイズの不織布やポリ素材の袋も、ざっくり一緒に。使う人が、自分の使いよい袋を選んで持って行きます。
●それ以外の紙袋:資源回収「雑紙」をすぐに入れられるようキッチンにセット
私の住む地域では、資源回収に「雑紙」という項目があります(地域によって「ミックスペーパー」など呼び方が違うようです)。
雑紙として出しているのは、子どもたちが持ち帰ってくるプリント類や郵送物、食品の入っていた紙箱など。キッチンにあるダイニングテーブルで確認をしたり、調理の際に使ったりと、キッチンで雑紙が出ることが多いです。そのため、雑紙が出るたびに入れていけるように、シンク下に紙袋を置いています。
紙袋がいっぱいになったら、すぐに次の紙袋をセットできるように、ストックの紙袋も横に置いています。
ものによっては一括管理・集中収納で、ラクになることも多いです。また、最近は管理がしやすいように「ものは少なく所有する」という方も増えていると感じます。
けれども、今回ご紹介したような用途に合わせた分散収納には、回転率を上げる効果もあります。ご自身やご家族や使うものに合わせて、ラクな方法を選んでいけるといいですね。
●教えてくれた人
【佐藤美香さん】
夫と長女、二女、三女の5人家族。ライフオーガナイザー、冷凍生活アドバイザー、リユースオーガナイザーの資格を生かして片づけ作業、イベントや講座などを行っている。ブログ「愛家
」を更新