グリーンでセンスのいい家に。初心者でも失敗しない選び方と配置のコツ
インテリアにグリーンを取り入れておしゃれに暮らしたい! でも、手入れが難しそう、すぐに枯らしてしまう…という声も。
そこで、初心者でも効果的にグリーンを取り入れるためのルールを、グリーン&フラワースタイリスト・さとうゆみこさんに教えてもらいました。グリーンの置き方次第で、インテリアはグンとおしゃれに生まれ変わります。
たくさんのグリーンに囲まれた心地よいリビング
さまざまな種類のグリーンが置かれたさとうさんの自宅のリビングは、ナチュラルで生き生きとした印象です。
「部屋にグリーンがあると、それだけで気持ちが和むし、手入れをする時間も楽しいもの。リビングに置くグリーンは、大きめのものを選びがちですが、室内で育てるには小から中ぐらいのサイズが手入れしやすくておすすめです。ときどき置き場所を変えると、部屋の雰囲気を変えられますし、植物も元気に育ちますよ」
室内でグリーンを楽しむための5つのコツを紹介します。
<インテリアに合わせてつけ替えて!>
「グリーンはプラスチックの鉢で育てた方が、手軽に移動できて、育てやすいですよ」。その代わり、鉢カバーでおしゃれに!
「焼き物やブリキなど、インテリアに合わせて選べば、一気におしゃれな印象に。底に穴のないものなら、受け皿代わりにもなるので、水やりのあとも安心」
<高低差をつけるとバランスよくまとまる>
「植物は1種類ではなく、形の違うものを数種類置くと変化がついて、まとめて置いても、バラバラに置いても絵になります」
左からグレープアイビー、ホマロメナ、アロエ、サボテン。
つるす
<オブジェ風に飾ってインテリアを格上げ!>
「つる性の植物を上からつり下げることで、目線が上がり、空間に奥行きと立体感が出ます」
たらす
また、イスの上に置くことで、つるのたれた形が生きてきて、部屋が一気におしゃれに!
<小さな植物も一気に華やかに>
ガラスの花ビンや器などに、鉢ごと入れると洗練された印象に。「立派なものでなくても、グンと華やかに。ガラスの器に直接植えると汚れが目立ちますが、この方法ならガラスを清潔に保てて、インテリアにぴったり」
左はエアプランツ、右は小さなシクラメン。
<手軽な寄せ植えのようなイメージで!>
育てているうちに形がいびつになってしまったものや、1つだと小さくて寂しいものも、1か所にかためて飾れば、それぞれの表情が生き生き。
「気軽な寄せ植えのイメージです。日当たりのいい窓辺などにトレーを置き、まとめて飾るコーナーをつくってみて」
初心者でも失敗なくグリーンを育てるには? 読者の疑問に答えてもらいました。
A:ゴムの木、サボテン、多肉植物がおすすめです。
ゴムの木
昔から観葉植物として一般的なゴムの木やポトス、アイビーなどは丈夫。
サボテン&多肉植物
サボテンや多肉植物なども手間が少なく、育てやすいですよ。
A:場所をローテーションして!
室内の日当たりの悪い場所に置きっぱなしにせず、日当たりのよい窓辺に置くなど、ローテーションすると元気を取り戻します。温かい時期は直射日光を避けた屋外に出すのもおすすめ。
A:シャワーで流しましょう
外に出してシャワーで流す、またはティッシュでふき取れば、小さな虫は落とせます。また、室内で育てるものは、虫のつきやすい有機肥料は避けて。
植物を育てるのは難しそう…と思いがちですが、ちょっとしたコツさえつかめば大丈夫! インテリアに上手にグリーンを取り入れて、センスアップを目指しましょう!
●教えてくれた人
グリーン&フラワースタイリスト。「green&knot」主宰。フラワーコーディネート、企業のグリーンコンサルティングなど、多方面で活躍。自宅でのフラワー教室も好評
<撮影/山田耕司 取材・文/ESSE編集部>
そこで、初心者でも効果的にグリーンを取り入れるためのルールを、グリーン&フラワースタイリスト・さとうゆみこさんに教えてもらいました。グリーンの置き方次第で、インテリアはグンとおしゃれに生まれ変わります。
グリーンは手軽に移動できるサイズで模様替えを楽しんで!
たくさんのグリーンに囲まれた心地よいリビング
さまざまな種類のグリーンが置かれたさとうさんの自宅のリビングは、ナチュラルで生き生きとした印象です。
「部屋にグリーンがあると、それだけで気持ちが和むし、手入れをする時間も楽しいもの。リビングに置くグリーンは、大きめのものを選びがちですが、室内で育てるには小から中ぐらいのサイズが手入れしやすくておすすめです。ときどき置き場所を変えると、部屋の雰囲気を変えられますし、植物も元気に育ちますよ」
室内でグリーンを楽しむための5つのコツを紹介します。
●コツ1:鉢カバーを厳選する
<インテリアに合わせてつけ替えて!>
「グリーンはプラスチックの鉢で育てた方が、手軽に移動できて、育てやすいですよ」。その代わり、鉢カバーでおしゃれに!
「焼き物やブリキなど、インテリアに合わせて選べば、一気におしゃれな印象に。底に穴のないものなら、受け皿代わりにもなるので、水やりのあとも安心」
●コツ2:種類の違う植物を選んでメリハリを出す
<高低差をつけるとバランスよくまとまる>
「植物は1種類ではなく、形の違うものを数種類置くと変化がついて、まとめて置いても、バラバラに置いても絵になります」
左からグレープアイビー、ホマロメナ、アロエ、サボテン。
●コツ3:「つるす」「たらす」で空間を立体的に見せる
つるす
<オブジェ風に飾ってインテリアを格上げ!>
「つる性の植物を上からつり下げることで、目線が上がり、空間に奥行きと立体感が出ます」
たらす
また、イスの上に置くことで、つるのたれた形が生きてきて、部屋が一気におしゃれに!
●コツ4:ガラスの器でオシャレな雰囲気に
<小さな植物も一気に華やかに>
ガラスの花ビンや器などに、鉢ごと入れると洗練された印象に。「立派なものでなくても、グンと華やかに。ガラスの器に直接植えると汚れが目立ちますが、この方法ならガラスを清潔に保てて、インテリアにぴったり」
左はエアプランツ、右は小さなシクラメン。
●コツ5:1か所にかためて置く
<手軽な寄せ植えのようなイメージで!>
育てているうちに形がいびつになってしまったものや、1つだと小さくて寂しいものも、1か所にかためて飾れば、それぞれの表情が生き生き。
「気軽な寄せ植えのイメージです。日当たりのいい窓辺などにトレーを置き、まとめて飾るコーナーをつくってみて」
教えてさとうさん!グリーンのことQ&A
初心者でも失敗なくグリーンを育てるには? 読者の疑問に答えてもらいました。
●Q:過去に枯らしてしまったことが…。育てやすい品種はありますか?
A:ゴムの木、サボテン、多肉植物がおすすめです。
ゴムの木
昔から観葉植物として一般的なゴムの木やポトス、アイビーなどは丈夫。
サボテン&多肉植物
サボテンや多肉植物なども手間が少なく、育てやすいですよ。
●Q:グリーンがなんだか元気がない。どうしたらいい?
A:場所をローテーションして!
室内の日当たりの悪い場所に置きっぱなしにせず、日当たりのよい窓辺に置くなど、ローテーションすると元気を取り戻します。温かい時期は直射日光を避けた屋外に出すのもおすすめ。
●Q:虫がついてしまったら?
A:シャワーで流しましょう
外に出してシャワーで流す、またはティッシュでふき取れば、小さな虫は落とせます。また、室内で育てるものは、虫のつきやすい有機肥料は避けて。
植物を育てるのは難しそう…と思いがちですが、ちょっとしたコツさえつかめば大丈夫! インテリアに上手にグリーンを取り入れて、センスアップを目指しましょう!
●教えてくれた人
【さとうゆみこさん】
グリーン&フラワースタイリスト。「green&knot」主宰。フラワーコーディネート、企業のグリーンコンサルティングなど、多方面で活躍。自宅でのフラワー教室も好評
<撮影/山田耕司 取材・文/ESSE編集部>