漬け汁もおいしい「水キムチ」。乳酸菌で便秘解消にも即効性あり!
発酵食づくりって難しいうえに、手間もかかるイメージがなんとなくありますよね。そこで、今回は初めてでも失敗せずに、手軽につくれる「水キムチ」のつくり方をご紹介します。
水キムチ
植物性乳酸菌がどっさりで便秘解消にも即効性が!
【材料(つくりやすい分量)】
・カブ、コマツナ、大根などの野菜 合わせて正味500g
・A[米のとぎ汁(2〜3回目のもの)500ml、塩小さじ1]
・塩 小さじ2
・リンゴ 1/4個
・ショウガ(千切り) 1かけ
・ユズの皮(千切り) 適量
・赤唐辛子(輪切り) ひとつまみ
<腸活のポイント>
米のとぎ汁やリンゴに含まれる糖が乳酸菌のエサになるため、菌の多さは漬物のなかでもピカイチ。塩分がかなり低いので、菌たっぷりの漬け汁も飲むのがおすすめ。汁ごと冷麺にしたり、オイルをかけてサラダにもできます。
【つくり方】
鍋にAを入れて中火にかけ、沸騰したらひと煮立ちさせて火を止め、人肌程度まで冷ましておく。
カブは葉を切り分け、皮つきのまま縦半分に切って縦2〜3mm幅に切る。カブの葉と茎、コマツナは3cm長さのざく切りにする。大根は皮をむき、2〜3mm幅のいちょう切りにする。すべてボウルに入れ、塩をまぶして30分おく。出てきた水分を絞り、清潔な保存容器に移し入れる。
リンゴは芯とヘタを除いて皮つきのまま薄切りにし、浮いてこないように(2)の野菜の間に差し込むようにして入れる。ショウガとユズの皮を加え、赤唐辛子をのせて(1)を注ぐ。
ラップを容器の口の大きさに合わせて折り、具材やとぎ汁ができるだけ空気に触れないようにぴったりとのせ、フタを閉めて室温におく。
冬場は3〜4日、夏場は1〜2日でちょうどよい酸味が出て食べごろに。ぷくぷくと気泡が上がってきて、味をみて酸味が出ていたら完成。
<失敗を防ぐコツ>
固形物が浮いたり、ぞうきんのようないやなにおいが出たら失敗。保存容器は煮沸消毒し、取り出すときも清潔な箸などを使って。リンゴは変色するので早めに食べた方がよい。
<保存方法>
冷蔵で約1か月保存可能。野菜が汁に漬かっている状態をキープするように調整して。
※衛生状況や環境などにより腐敗する恐れがありますので、少しでも不快なにおいや味がした場合は食べるのをやめてください
<撮影/林紘輝 取材・文/ESSE編集部>
発酵料理家。日本酒と発酵食料理のペアリングが学べる料理教室を主宰。伝統的な発酵調味料や日本酒に合う料理を中心にレシピ開発、執筆など、幅広く活動。
漬け汁もおいしい!サラダみたいな水キムチ
水キムチ
植物性乳酸菌がどっさりで便秘解消にも即効性が!
●野菜の水キムチ
【用意するもの】
・容量800mlのフタつき保存容器
・容量800mlのフタつき保存容器
【材料(つくりやすい分量)】
・カブ、コマツナ、大根などの野菜 合わせて正味500g
・塩 小さじ2
・リンゴ 1/4個
・ショウガ(千切り) 1かけ
・ユズの皮(千切り) 適量
・赤唐辛子(輪切り) ひとつまみ
<腸活のポイント>
米のとぎ汁やリンゴに含まれる糖が乳酸菌のエサになるため、菌の多さは漬物のなかでもピカイチ。塩分がかなり低いので、菌たっぷりの漬け汁も飲むのがおすすめ。汁ごと冷麺にしたり、オイルをかけてサラダにもできます。
【つくり方】
(1) 米のとぎ汁を煮立たせる
鍋にAを入れて中火にかけ、沸騰したらひと煮立ちさせて火を止め、人肌程度まで冷ましておく。
(2) 野菜の水気を絞り、容器につめる
カブは葉を切り分け、皮つきのまま縦半分に切って縦2〜3mm幅に切る。カブの葉と茎、コマツナは3cm長さのざく切りにする。大根は皮をむき、2〜3mm幅のいちょう切りにする。すべてボウルに入れ、塩をまぶして30分おく。出てきた水分を絞り、清潔な保存容器に移し入れる。
(3) リンゴを入れる
リンゴは芯とヘタを除いて皮つきのまま薄切りにし、浮いてこないように(2)の野菜の間に差し込むようにして入れる。ショウガとユズの皮を加え、赤唐辛子をのせて(1)を注ぐ。
(4) ラップをする
ラップを容器の口の大きさに合わせて折り、具材やとぎ汁ができるだけ空気に触れないようにぴったりとのせ、フタを閉めて室温におく。
(5) 完成
冬場は3〜4日、夏場は1〜2日でちょうどよい酸味が出て食べごろに。ぷくぷくと気泡が上がってきて、味をみて酸味が出ていたら完成。
[全量137kcal]
<失敗を防ぐコツ>
固形物が浮いたり、ぞうきんのようないやなにおいが出たら失敗。保存容器は煮沸消毒し、取り出すときも清潔な箸などを使って。リンゴは変色するので早めに食べた方がよい。
<保存方法>
冷蔵で約1か月保存可能。野菜が汁に漬かっている状態をキープするように調整して。
※衛生状況や環境などにより腐敗する恐れがありますので、少しでも不快なにおいや味がした場合は食べるのをやめてください
<撮影/林紘輝 取材・文/ESSE編集部>
【調理/真野遥さん】
発酵料理家。日本酒と発酵食料理のペアリングが学べる料理教室を主宰。伝統的な発酵調味料や日本酒に合う料理を中心にレシピ開発、執筆など、幅広く活動。