まさにヒーロー! - トム・クルーズ
 - Michael Kovac / Getty Images for Advanced Imaging Society

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 俳優のトム・クルーズ(58)が映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ第7弾の撮影中、列車の上から転落しそうになったカメラマンを救出したと、Daily Mail Online が報じた。

 同サイトによると、トムはこの日、共演者のヘイリー・アトウェルと共にイギリス北部を通るノース・ヨークシャー・ムーアズ鉄道での撮影に臨んでいたという。走行中の列車の上で撮影していた際、ハーネスを装着したカメラマンが足を踏み外してしまい、あわや転落の危機に。するとトムは、すかさずカメラマンのもとへ駆け寄り、ハーネスを引っ張り上げて救出。トムのとっさの行動のおかげもあり、大きな事故にはつながっていない。

 『ミッション:インポッシブル』第7弾はこれまで、新型コロナウイルスの影響による大規模撮影の延期や、巨大セットでオートバイが炎上する事故など、度重なるトラブルに見舞われてきた。それでもトムは、主演としてスタッフの安全を第一に考えて行動。昨年12月には、撮影現場で新型コロナ対策を怠ったスタッフたちに激怒し、「次やったらクビだ」と厳しい口調で叱ったと The Sun が音声データと共に報じていた。

 前作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』に続いてクリストファー・マッカリー監督がメガホンを取る第7弾は、2022年5月27日全米公開予定。翌年7月7日にはシリーズ第8弾も公開される。(編集部・倉本拓弥)