SHELLY

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 タレントのSHELLYの、性別に関するある発言がネット上で波紋を広げている。

 問題となったのは、24日に行われたLGBTQイベント「東京レインボープライド2021」の配信トークライブ「#おうちでプライド2021」での一幕。SHELLYは現在、「SHELLYのお風呂場」というユーチューブチャンネルを開設し、性教育について発信しているが――。

 「トークライブの中で、SHELLYはチャンネルへのこだわりなどを説明していました。また、その中で明かされたのは生理について話す時に『女性』ではなく、『子宮のある人』という言葉を使うようにしているというこだわり。生理が来るトランスジェンダー男性もいるからだといい、『いろんな人が見ても除外されたと感じないように、言葉遣いを気にしてます』と話していました」(芸能ライター)

 しかし、この発言がネットニュースで報じられると、ネット上からは「病気で子宮取ってる人は女性じゃないのか?」「ほんの数パーセントの人の為にややこしくする必要性があるの?」「一周回って侮蔑的差別的な呼び方になってる」というブーイングが殺到する事態になっている。

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 「SHELLYがこの発言をしたのは、3月3日に自身のチャンネルにアップした『【生理のこと】注目のアイテム、吸水型・生理パンツと布ナプキンを語る回』という、生理用品について語る動画。その中で、『どうしても、女性! 女性! と癖で言っちゃうんですけど、生理というのは女性に限らず子宮のある人には絶対にやって来るものなので、男性でも生まれた時は女性だったら結局生理は来ちゃうものなので』と話していました。『女性』を『子宮のある人』と表現するのは、あくまで生理に関する話の中でのこと。ネットからは『SHELLYは子宮のある人だけが女性なんて言ってない』『生理が来るのは子宮のある人っていうのは間違ってないでしょ』という指摘も見受けられました」(同)

 とは言え、ネットからはいまだ「じゃあトランス女性は『子宮がない人』って表現になる」「単に『生理のある人』って言えばいいだけでは?」という声が多く集まってる。

 多くの人に配慮する表現を模索した結果、逆に困惑の声を広げてしまったようだ。

記事内の引用について
SHELLY公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UC4N7NpqbOJ-F8wna4Nf_Xaw