65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種が12日、全国各地で始まりました。

栃木県内では、宇都宮市の特別養護老人ホームで初めて行われました。

県内初の高齢者向けの新型コロナのワクチン接種が行われたのは、宇都宮市砥上町の特別養護老人ホーム美渉です。

12日は70代後半から100歳以上の入所者10人が主治医から接種を受けました。

10人はその後、看護師や職員とともに20分ほど待機し、アレルギー反応がないかなどを確認しました。

この施設では14日までに入所者29人全員に1回目の接種を行うということです。

宇都宮市には4月8日、アメリカのファイザー社製のワクチンが1950回分届きました。

市では、特別養護老人ホームの入所者を優先して高齢者向けワクチン接種を進める方針です。

4月26日の週には県内全ての市と町にワクチンが届く予定です。