「台湾をNATO Plusに」米議員が法案提出 外交部「発展を注視」
(台北中央社)台湾に「NATO(北大西洋条約機構)Plus」の国々と同等の待遇を与えるよう求める法案「Taiwan PLUS Act」が米下院に提出されたのを受け、外交部(外務省)の欧江安(おうこうあん)報道官は23日、具体的な行動で台湾への関心を示すものだと感謝し、引き続き今後の発展を注視していくと述べた。
同法案は、台湾を日本や韓国、オーストラリアなどが加わる「NATO Plus」のメンバーと見なし、加盟国と同じ条件での武器の購入を可能にするよう米政府に求めるもので、共和党のスコット・ペリー下院議員が19日に提出した。
欧氏は、バイデン政権が発足以降、台湾関係法と6つの保証を順守する米国の立場を重ねて表明し、台湾に対する約束は盤石だと強調していることを指摘。その上で、今後も引き続き台米の安全保障協力を深化させ、ともにインド太平洋地域の平和、安定、繁栄を促進したいとする台湾側の姿勢を改めて示した。
(鍾佑貞/編集:塚越西穂)
同法案は、台湾を日本や韓国、オーストラリアなどが加わる「NATO Plus」のメンバーと見なし、加盟国と同じ条件での武器の購入を可能にするよう米政府に求めるもので、共和党のスコット・ペリー下院議員が19日に提出した。
欧氏は、バイデン政権が発足以降、台湾関係法と6つの保証を順守する米国の立場を重ねて表明し、台湾に対する約束は盤石だと強調していることを指摘。その上で、今後も引き続き台米の安全保障協力を深化させ、ともにインド太平洋地域の平和、安定、繁栄を促進したいとする台湾側の姿勢を改めて示した。
(鍾佑貞/編集:塚越西穂)