栃木県と宇都宮市は19日、新たに36人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

この中で小山市内の大学の部活動で43例目のクラスターがありました。

新たに感染が確認されたのは、小山市や栃木市などの10代の小学生から90代の男女36人です。

このうち14人が小山市の白鷗大学の男子バスケットボール部の学生で、県は県内43例目のクラスターと認定しました。

このクラスターで19日までに学生とその家族や知人、16人が感染しています。

バスケットボール部は17日から活動を休止しています。

狭い空間で会食をしていたことなどが原因とみられていて、県では対策を徹底するよう指導しました。

県内の感染者は累計4390人になりました。

現在の療養者は163人、入院調整中は34人、重症者はいません。

近県の感染状況です。埼玉県では1人の死亡と135人の感染、茨城県では38人の感染、群馬県では1人の死亡と16人の感染が発表されました。

また、宇都宮市は新型コロナウイルス感染症対策特別資金の受付を6月30日まで延長すると発表しました。