新型コロナウイルスについて、栃木県内の17日までの1週間の感染傾向をまとめました。

県内では3月11日から17日までの1週間で118人の感染が判明しました。

地域別では、12日に40例目のクラスターが認定された栃木市が最も多い46人、次いで小山市が21人、佐野市が12人と続き、県南での感染が多いことがわかります。

年代別で見ますと、20代から50代までの働く世代が3分の2ほどを占めていて、中でも20代が35人と若い世代の感染が拡大しています。

1週間ごとの感染者数の変化を見ますと、栃木県の緊急事態宣言が解除された2月8日以降の感染者数は減少していて、飲食店などの営業時間短縮要請が解除された2月下旬以降は再び増加していることがわかります。

2月25日から3月3日までの1週間に比べて、3月11日から17日までの1週間の感染者数は倍近くにまで増加しています。