交通事故をスタントマンが再現して交通安全について考えてもらおうと、鹿沼市の高校で17日、交通安全教室が開かれました。

この交通安全教室は、JA共済連栃木が県内各地のJAや警察署と協力して中学校や高校で開いているものです。

今回は鹿沼南高校の1年生およそ170人が参加しました。

こちらの高校の生徒は、およそ70%が自転車通学です。

学校によりますと、昨年度、生徒の自転車での交通事故は1件だけだったといいますが、今年度は10件に急増したといいます。

春先には新入生の自転車も増えるなど、改めて基本的な安全策が重要となります。

生徒たちは傘差し運転やスマートフォンを操作しながらの「ながら運転」はしないなど、基本的なことから自動車の運転手とアイコンタクトをとって自分が見えているか確認する安全対策などを学んでいました。