長年、日光市内のイベントで使われてきたひな人形の供養が行われました。

供養されたのは日光市内で開かれるイベント「日光鉢石宿のおひなさま」で使われたひな人形およそ150体です。

日光のメインストリート沿いの店などを中心にひな人形を飾って観光客をもてなすイベントは、地元の有志が企画し2006年から行われてきました。

16回目の今年はコロナ禍のため規模を縮小して2月11日から3月3日にかけて開催されました。

展示するひな人形は地元住民の持ち物のほか、県内外から贈られたものもあるといいます。

人形の数が増えてきたことやイベントとしての開催が今回で最後になることから、ひな人形の一部を供養することになりました。

16日は日光山輪王寺の菅原道信教化部長などが日光郷土センターを訪れ、役目を終えた人形の魂を天に返そうとお経をあげました。