ディズニーの新ヒロイン・ラーヤの声を務める吉川愛、直筆イラストに大感激

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 女優の吉川愛が4日、日本橋三井ホールで行われたディズニー・アニメーション映画『ラーヤと龍の王国』(3月5日公開)ニューヒロイン・ウェルカムイベントに出席。大好きだというディズニー作品へ出演、さらにディズニー・アニメーション・スタジオからサプライズで自身の直筆イラストがプレゼントされると吉川は喜びを爆発させていた。イベントには応援ゲストとして、お笑いトリオ・3時のヒロインの福田麻貴、ゆめっち、かなでも参加した。

 『ラーヤと龍の王国』は、過去の悲しい出来事から自分だけしか信じられなくなってしまったヒロインのラーヤが、邪悪な魔物ドルーンによってバラバラにされてしまった世界を再び一つにまとめようと奮闘する姿を描いた物語。

 オーディションを経てディズニーの新ヒロインの日本版キャストという大役を務めることになった吉川。「自分がディズニー作品に参加できたことが本当に嬉しいです」と熱い思いを話すと、自分の声が入った作品を観たときには「オープニングのシンデレラ城が出てくるシーンから泣きそうになるぐらい感動しました。そこから自分の声が流れたときは鳥肌が止まらなかったです」と喜びをかみしめながら語る。

 また吉川が演じたラーヤは、人を信じることができない孤高のヒロイン。いままでのヒロイン像とはやや趣が違う。幼少期からディズニー・アニメーションが大好きだったという吉川は「みんな魅力的なのですが、なかでも(『リトル・マーメイド』の)アリエルが大好きで、小さいころからコスプレして遊んでいました」と可愛らしい思い出話を披露すると「ラーヤはこれまでにないヒロインですが、好奇心が旺盛なところは、アリエルとラーヤの共通点かなと思います。そこがヒロインとして一番魅力的だし、格好いいなと思います」と目を輝かせていた。

 そんな吉川に、本作をはじめ、映画『ベイマックス』や『くまのプーさん』などを手掛けたドン・ホール監督と『ブラインドスポッティング』のカルロス・ロペス・エストラーダ監督から、サプライズで「ラーヤの内なる強さを見事に表現してくれた」というメッセージと、ディズニー・アニメーション・スタジオのアニメーターによる吉川の直筆イラストがプレゼントされた。歓喜の表情を浮かべた吉川は「めちゃめちゃ嬉しい」と拳を突き上げると「絶対家に飾ります!」と喜びを爆発させていた。(磯部正和)