宇都宮市の百貨店で2日、初売りが行われ、客が密を避けながら福袋などを買い求めました。

宇都宮市宮園町の東武宇都宮百貨店です。

コロナ禍の今年は例年の半分以下のおよそ1,600人が開店する午前9時30分までに列を作りました。

オープンと同時に客は目当ての商品を目指して早足で店内に入り、なかには、開店15分ほどで売り切れた福袋もありました。

東武宇都宮百貨店では、今年は、客を分散させて密を防ぐため、福袋の事前予約に力を入れました。

用意したおよそ1万2千個のうちの半分ほどが、事前予約で売れたということです。

人気の価格帯は3千円から5千円ですが、店で最も高いおよそ180万円のダイヤのリングの福袋も予約があったといいます

このほか、地元貢献の思いを込めて、栃木の食や体験を集めた福袋やコロナ禍の需要を意識した応募形式の福袋も用意したということです。