栃木県の警戒レベル 最も高い「特定警報」に引き上げ
県は29日、対策本部会議を開いたあと、福田知事の記者会見が行われました。新規の感染者が急増していることを受け、県の警戒度で最も高い「特定警戒」に引き上げ30日から県民に不要不急の外出の自粛を呼びかけました。
県内では29日、新たに83人の感染が確認されました。
1日の感染者数としても過去最多、29日までの直近1週間の感染者は264人とこちらも過去最多となりました。
11月30日までに県内での感染確認が650人だったのに対し、12月以降、およそ1ヵ月間で感染者は699人に上りました。
県では、すでに「医療危機警報」を発表していますが、新規感染者の急増に伴い、病床のひっ迫リスクが高まるなど危機的状況が進んでいることから、30日から来年1月11日まで県民に不要不急の外出の自粛を呼びかけました。
事業者に対しては営業の自粛、時短営業の要請は行わないということです。