【海外発!Breaking News】ロシアからイギリスへ、3200キロの道のりを移動した猫
今年5月にオーストラリアで、隣人の引っ越しトラックに乗り込んで1200キロも離れた土地へ運ばれた後、無事に飼い主のもとへ戻った猫が話題になった。しかし今度はロシアから3200キロを移動し、イギリスで保護された迷い猫が多くの関心を集めている。『The Sun』『Isle of Wight County Press』などが伝えた。
英ハンプシャー州サウサンプトンで保護された3歳ほどとみられる猫が、ロシア出身と判明したことで多くの注目が集まっている。猫は茶色の長毛種で、同地区に住むトニー・コスターさん(Tony Coster、72)夫妻の家の庭に5か月前から現れるようになったという。
夫妻はこの迷い猫を庭で世話をしていたが、冬の寒さが厳しくなってきたことから自宅に招き入れたそうだ。しかし夫妻は既に飼い猫がいたためにこの猫を飼うことができず、ワイト島にある動物保護施団体「Southampton Cats Protection」に委ねることにした。
同団体の職員は後に、この猫のマイクロチップの情報を調べて驚くこととなった。そこには詳しい住所の情報はなかったものの、猫はロシア出身ということが判明した。猫はなんとロシアから2000マイル(約3218キロ)を移動し、イギリスにやってきたことになる。
同団体では、猫が何らかの理由で大型トラックや船のコンテナに乗ってイギリスまでやって来たのではないかと考えているようだ。この猫にロシアらしい名前をつけたいと希望したトニーさんにより“イヴァン(Ivan)”と名付けられたが、トニーさんはイヴァンについて次のように語っている。
「イヴァンは本当に可愛らしい猫なんですよ。オレンジ色の美しい目を持ち、茶色でふわふわの毛並みが寒さから身体を守ってくれたのかもしれません。あとイヴァンの鳴き声を聞いたことがないのですが、もしかしたらロシア語のアクセントで鳴くのかもしれませんね。それはイギリスの猫には理解できないでしょうね。」
同団体ではイヴァンにワクチンを摂取し、「クリスマスまでには飼い主に再会させたい」と話している。また同団体の獣医であるサラ・エリオット氏(Sarah Elliott)は、今回のイヴァンのように海外出身の保護猫の中には「海外から飼い主と一緒にイギリスに移住し、その後は捨てられたり、はぐれてしまうケースもある」と述べている。
画像は『The Sun 2020年12月13日付「LONG WAY FROM HOME Russian cat travels over 2,000 miles & turns up on Britain’s south coast」(Credit: PA:Press Association)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
英ハンプシャー州サウサンプトンで保護された3歳ほどとみられる猫が、ロシア出身と判明したことで多くの注目が集まっている。猫は茶色の長毛種で、同地区に住むトニー・コスターさん(Tony Coster、72)夫妻の家の庭に5か月前から現れるようになったという。
同団体の職員は後に、この猫のマイクロチップの情報を調べて驚くこととなった。そこには詳しい住所の情報はなかったものの、猫はロシア出身ということが判明した。猫はなんとロシアから2000マイル(約3218キロ)を移動し、イギリスにやってきたことになる。
同団体では、猫が何らかの理由で大型トラックや船のコンテナに乗ってイギリスまでやって来たのではないかと考えているようだ。この猫にロシアらしい名前をつけたいと希望したトニーさんにより“イヴァン(Ivan)”と名付けられたが、トニーさんはイヴァンについて次のように語っている。
「イヴァンは本当に可愛らしい猫なんですよ。オレンジ色の美しい目を持ち、茶色でふわふわの毛並みが寒さから身体を守ってくれたのかもしれません。あとイヴァンの鳴き声を聞いたことがないのですが、もしかしたらロシア語のアクセントで鳴くのかもしれませんね。それはイギリスの猫には理解できないでしょうね。」
同団体ではイヴァンにワクチンを摂取し、「クリスマスまでには飼い主に再会させたい」と話している。また同団体の獣医であるサラ・エリオット氏(Sarah Elliott)は、今回のイヴァンのように海外出身の保護猫の中には「海外から飼い主と一緒にイギリスに移住し、その後は捨てられたり、はぐれてしまうケースもある」と述べている。
画像は『The Sun 2020年12月13日付「LONG WAY FROM HOME Russian cat travels over 2,000 miles & turns up on Britain’s south coast」(Credit: PA:Press Association)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)