新型コロナウイルスの影響で修学旅行が中止になってしまった那須塩原市西那須野地区の小中学校が修学旅行の代わりの行事として27日、遊園地を貸し切りにして合同校外学習を行いました。

合同校外学習として子どもたちが訪れたのは那須ハイランドパークです。

那須塩原市西那須野地区の8つの小中学校の小学6年生と中学3年生合わせて1,000人がやってきました。

那須塩原市では今年の修学旅行はすべての小中学校で中止となっています。

そんな中、子どもたちに少しでも思い出を残してもらおうと三島小学校の深澤 桂一校長が地域の小中学校が合同で遊園地を貸し切りにすることを発案しました。

コロナ禍の修学旅行で懸念されていたのが県外で不特定多数の人と接触することでしたが、深澤校長は県内の施設で同じ地域の人だけの貸し切りなら校外学習が行えると考えたといいます。

那須ハイランドパークによりますと修学旅行の代わりとして1,000人規模の貸し切りを行うのは初めてです。

子どもたちは目を輝かせて貸し切り状態の遊園地で思い出をつくっていました。