電子レンジ調理というと、楽だけれど火のとおりを加減するのが難しい…と感じている人もいるのではないでしょうか。
食材をチンする順番を工夫すると、フライパンでは難しい卵料理も、絶妙なふわトロ加減に仕上げることができるんです。

今回はたっきーママさんこと奥田和美さんに、「レンチンだからこそおいしい」親子丼のレシピを教わりました。




レンチン親子丼

火加減はすべて電子レンジにおまかせ! 家族も喜ぶ絶品親子丼



卵は最後に加えて、卵の甘味が際立った、ふわトロの仕上がりに!

●親子丼




【材料(4人分)】

・温かいご飯 800g

・鶏モモ肉 2枚(560g)

・タマネギ 1個(240g)

・卵 6個

・A[水1カップ めんつゆ(3倍濃縮)1/2カップ 砂糖大さじ2]

【つくり方】

(1) 鶏肉は小さめのひと口大に切る。タマネギは縦半分に切ってから薄切りにする。



(2) 耐熱容器に(1)とAを入れてふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)で10分ほど加熱する。



(3) 卵は軽く溶きほぐして(2)に回しかけ、再びラップをして3分ほど加熱する。卵があまり固まっていなければ1分ずつ追加で加熱する。



(4) 器にご飯を盛り、(3)を等分してのせる。



[1人分806kcal]




【ポイント】


鶏肉とタマネギは先に加熱して、しっかり火を入れ、時間差で卵を加えると、それぞれの食材のうま味が際立ちます。

●教えてくれた人
【奥田和美さん】



ESSEの連載「おいしいリレー弁当」で披露するレンチン弁当が人気。『たっきーママのレンチン作りおき
』(扶桑社刊)をはじめ、数多くの電子レンジ本を上梓、簡単でおいしいレシピに定評がある。最新刊『10分で完成! たっきーママの朝ラク! スープジャー弁当
』(扶桑社刊)も発売中