フェデラーがナダルにメッセージ。GS20勝は「僕らにとってこれからも続く旅の一歩に過ぎない」

写真拡大

現地11日の「全仏オープン」男子シングルス決勝で、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)を6-0、6-2、7-5で破り、同大会13度目の優勝を飾ったラファエル・ナダル(スペイン)。この優勝で、ロジャー・フェデラー(スイス)に並ぶ男子史上最多タイのグランドスラム20個目のタイトルを獲得した。そのナダルの優勝後、フェデラーが自身のInstagramを更新し、ナダルに称賛のメッセージを送った。

フェデラーは今年2月のエキシビションマッチで撮影したナダルとのツーショットを掲載し、こう綴っている。


「友人であるラファを人として、そしてチャンピオンとして、常に最高に尊敬している。長年にわたる最大のライバルとして、僕たちはより良い選手であるために高め合ってきたと思う」


「だから、彼の20度目のグランドスラム優勝を祝福することは、僕にとっても本当に名誉なことだ。特に彼がローランギャロスで13回も優勝したことは、スポーツ界で最も偉大な業績の一つであり、素晴らしい」


「一人では達成できないことだから、彼のチームにもお祝いを言いたい。20という数字は、僕らにとってこれからも続く旅の一歩に過ぎないことを願っている。よくやったよラファ。君はそれに値するよ」


フェデラー自身は膝の怪我のため、公式戦は「全豪オープン」以降プレーしておらず、2021年の復帰を予定している。ナダルのこの優勝が、更にフェデラーの刺激になるだろう。


(テニスデイリー編集部)


※写真はフェデラー(左)とナダル(右)
(Getty Images)