ジャニベク・アリムハヌリ【写真:Getty Images】

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13年世界選手権王者が2回KO勝ち、強烈な一撃に米驚愕「なんてパンチだ」

 ボクシングのミドル級10回戦が9日(日本時間10日)に米ラスベガスで行われ、2013年世界選手権金メダルのジャニベク・アリムハヌリ(カザフスタン)がゴンサロ・コリア(アルゼンチン)に2回KO勝ちした。強烈な左フックで相手をなぎ倒す衝撃KO劇。米興行大手・トップランク社が動画を公開すると、米ファンから「なんてパンチだ」「カネロ、準備はいいか」と驚愕した様子のコメントが相次いでいる。

 重い拳が火を噴いた。2回。アリムハヌリはパンチを繰り出す相手からバックステップで距離を取る。ここから右ジャブを浴びせ、さらにストレート気味の左フックを着弾させた。衝撃を受けた相手は真横にバタリ。ぐったりとして立ち上がることができず、試合は決着した。

 動画を公開したトップランク社は公式インスタグラムに「これが全てを物語っているだろう。ジャニベク・アリムハヌリはミドル級の正式な曲者だ」と投稿。米ファンからは「カネロ、準備はいいか」「カザフスタイル」「カネロよ、どこだ」「ヤバッ!!」「ジャニベク最強」「これは残酷なKOだ」「なんてパンチだ」と反響が集まっている。

 27歳のアリムハヌリはアマチュア時代の13年に世界選手権を制覇。16年10月にプロデビューし、9勝(5KO)とした。猛者揃いのミドル級で文字通り殴り込みをかけているようだ。(THE ANSWER編集部)