ECBの年内追加利上げは必要=パパデモス副総裁
XFN-ASIAによると、ECB(欧州中銀)のルーカス・パパデモス副総裁は25日、欧州議会の経済金融委員会に出席し、今後の金融政策の見通しについて、「物価安定に対する一部の上昇リスクを考慮した場合、物価安定を中期的に確保するため、年内に追加利上げを実施する必要があるだろう」と述べ、年内の追加利上げの可能性を強く示唆した。ただ、パパデモス副総裁は、利上げ幅や利上げのペースについては、ユーロ圏の経済状況に対するECBの判断が基本になるとした。
また、同副総裁は、同委員会の委員との質疑応答で、最近の経済指標を見る限り、ユーロ圏の経済見通しは改善していると指摘した。【了】
また、同副総裁は、同委員会の委員との質疑応答で、最近の経済指標を見る限り、ユーロ圏の経済見通しは改善していると指摘した。【了】