「仕事中はトイレの時しか時間がない」 当事者が明かした、立ちションしながらスマホを操作する理由
男性用トイレにある小便器で、用を足しながらスマホを弄る男性が、一定数いるらしい。
小便器×スマホ（画像は編集部撮影、編）
Jタウンネットは先日「【理解不能】立ちションするわずかな時間もスマホを手放せない人がいるらしい」という記事を配信した。すると記事を見た読者から
「本当に理解不能。これはもう依存症でしょ」
「スマホで一体なにをやってるのかが気になる...」
「これはホントによく見るんだけどそこまでして何で手放せないのか聞いてみたい」
といった声があがった。
やはり、「立ちションスマホ」という行動を理解できない人は、少なくないようだ。
当事者たちは「立ちションスマホ」中に、何を考えているのだろうか。また用を足しながらスマホを弄る理由は何なのだろうか。
立ちションスマホの当事者たちからも、多くのメッセージが編集部宛に届いた。
わずかな時間に、片手で、画面をスワイプ。彼らが明かす、弄らざるを得ない事情とは一体――。
「トイレの時くらいしかスマホが見れないのです」
まず紹介するのは、神奈川県在住の会社員Tさん（40代男性）の投稿だ。
「私は右利きですが、スマホは基本左手で操作し、立ちションのモノは右手で持っています。ですから、モノを触った手でスマホを操作することはありません」
彼は、先に自身の行動が衛生的だと断った上で、スマホを弄る理由を明かした。
「トイレの時くらい我慢できないのか、という声があるようですが、逆です。
仕事の時は、ほとんどスマホを見る時間はなく、トイレの時くらいしかスマホが見れないのです。見るものとしては、メールやラインのチェックと、ニュースチェックくらいです」
業種や職場によっては、スマホを見る時間がない場合があるのかもしれない。彼は、小便器で用を足している最中にプライベートな時間を過ごしているようだ。
続いて、住所不明のUさん（10代男性）は「立ちションスマホ」をする最大の理由を「めんどくさいからです」と話す。
「小便器には、スマホを置く場所がないし、ズボンのポケットだと（スマホが）完全に入りません。またカバンにいちいち入れることもめんどくさいので、手で持つのが一番安全で楽です。
自分は、操作はしませんが動画を再生している最中だったら、止めるのもめんどくさいので、用を足しながら画面を見ています。いちいち再生を止めたり、片づけたりするのがめんどくさいから、同時にしています」
たしかに小便器で用を足す場合、両手がふさがってしまうことは少ない。そのため片手を使って、スマホを持つことは可能である。
Uさんのように、衣服のポケットにスマホが入らないから、手に持ったままの人もいるのだろう。
「尿が出始めるまで1分はかかる人間です」
最後に紹介するのは、京都府在住のRさん（20代男性）の投稿だ。彼は、スマホを弄ることで「気が紛れて用を足しやすい」という。
「私は、生来敏感なタチで人の目が気になって尿が出始めるまで1分はかかる人間です。そのため、スマホをいじっていると気が紛れて用を足しやすいから、よく見ながらしています。音楽を聴きながらでも同様に気が紛れるのでそれもよくやります」
スマホを見ることで、他人の目を気にせずに用を足すことができるようだ。
人それぞれに「立ちションスマホ」をする事情があった。もし駅や商業施設、はたまた職場のトイレで、用を足しながらスマホを弄っている人を見かけても、温かい目で見守ってほしい。
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