厳しい数字が並びました。


閑散とした「バスタ新宿」(2020年8月、中島洋平撮影)。

 国土交通省 東京国道事務所は2020年8月19日(水)、お盆期間中における「バスタ新宿」の利用状況を発表しました。

 8月5日(水)から16日(日)までの12日間における1日あたり平均利用者数は約7000人で、前年のお盆期間(2019年8月7日から18日まで)と比較して79%減少しました。新型コロナウイルスの影響を受け、延べ利用者数も前年の約41万人から8万4000人に激減しています。

 また1日あたりの最大バス便数は前年、1611便でしたが、今年は936便で42%の減少となりました。

 高速バスは政府の緊急事態宣言期間中、多くの便が運休し、ゴールデンウイークは前年と比べ便数が82%減、1日平均利用者数は98%減になっていました。6月から7月にかけて順次運行が再開されていったものの、感染の再拡大により再び運休の動きが広がり、お盆の利用者も前年に比べ大幅な減少になりました。