仏ルイ・ヴィトン、同社製模造品の販売を止めなかった中国の百貨店に勝訴
XFN-ASIAによると、仏高級服飾大手ルイ・ヴィトンは、中国・北京の百貨店がテナントに同社製ハンドバッグの模造品を販売させているのは、知的所有権を侵害したとして、同百貨店を訴えていた裁判で勝訴した。国営英字紙チャイナ・デイリーが18日付で報じたもの。
それによると、北京第2中級人民法廷は17日、北京市内にあるデパート、朝外門百貨商店に対し、15万元(約220万円)の賠償金の支払いを命じる判決を言い渡した。判決文によると、同デパートに入居しているテナント22店舗にルイ・ヴィトンの模造品を販売させているのは、同デパートの監督義務違反にあたるとしている。同テナントでは、模造バッグは本物の50分の1以下の1個100元(約1500円)程度で売られていた。
また、北京最高人民法廷は18日、北京市内の露店街、秀水市場に対し、ルイ・ヴィトンやシャネル、プラダ、バーバリー、グッチに対し、それぞれ2万元(約30万円)を支払うよう命じる控訴審判決を支持する判断を下した。【了】
それによると、北京第2中級人民法廷は17日、北京市内にあるデパート、朝外門百貨商店に対し、15万元(約220万円)の賠償金の支払いを命じる判決を言い渡した。判決文によると、同デパートに入居しているテナント22店舗にルイ・ヴィトンの模造品を販売させているのは、同デパートの監督義務違反にあたるとしている。同テナントでは、模造バッグは本物の50分の1以下の1個100元(約1500円)程度で売られていた。
また、北京最高人民法廷は18日、北京市内の露店街、秀水市場に対し、ルイ・ヴィトンやシャネル、プラダ、バーバリー、グッチに対し、それぞれ2万元(約30万円)を支払うよう命じる控訴審判決を支持する判断を下した。【了】