XFN-ASIAによると、韓国電機大手・LGエレクトロニクスは19日、第1四半期(1−3月)決算を発表した。それによると、営業利益は韓国ウォン高で輸出に影響が出たことに加え、携帯電話事業が損失を計上したことから、前年同期比31.9%減の1906億ウォン(約235億円)となった。ただ、市場予想の1820億ウォン(約223億円)は上回った。

また、最終利益は、750億ウォンの為替差益が寄与して、同93%増の1604億ウォン(約200億円)となった。売上高は 前年同期比2.7%減の5兆7900億ウォン(約7110億円)となり、市場予想の5兆9000億ウォン(約7240億円)を下回った。

同四半期中の携帯電話の出荷台数は、前年同期比3.7%減の1560万台となり、同事業部門の売上高は同5.7%減の2兆0300億ウォン(約2490億円)となり、営業損益で89億ウォン(約11億円)の損失となった。前年同期は1017億ウォン(約125億円)の営業黒字だった。

同社が2005年第4四半期時に発表した従来予想では、売上高は6兆1800億ウォン(約7585億円)、営業利益2111億ウォン(約260億円)、最終利益3122億ウォン(約383億円)だった。【了】