米ハリバートン子会社KBR、米SECにIPO申請=最大650億円の資金調達へ
XFN-ASIAによると、米油田開発サービス大手ハリバートンの子会社KBRは14日、米SEC(証券取引委員会)にIPO(新規株式公開)の申請を行った。同社は、最大5億5000万ドル(約650億円)の資金を調達することにしており、調達資金は主にハリバートンからの借入金の返済に充てる。ニューヨーク株式市場に上場し、証券コードは、「KBR」となる。
KBRは、ハリバートンのエンジニアリング・建設部門で、公的な軍事防衛サービスの世界大手。同社によると、2005年の売上高は101億ドル、継続事業ベースの利益は2億1000万ドルとなっている。
KBRは、航空宇宙・防衛業界では、1996年に8億ドル(約950億円)以上の資金を調達したガルフストリーム・エアロスペース以来の大型IPOになる見通し。石油・ガス業界は、原油高の追い風を受けた収益の増加を背景に、積極的に上場する企業が出ており、今年2月には、米エクスコ・リソーシズがIPOで6億5000万ドル(約770億円)を調達した。【了】
KBRは、ハリバートンのエンジニアリング・建設部門で、公的な軍事防衛サービスの世界大手。同社によると、2005年の売上高は101億ドル、継続事業ベースの利益は2億1000万ドルとなっている。
KBRは、航空宇宙・防衛業界では、1996年に8億ドル(約950億円)以上の資金を調達したガルフストリーム・エアロスペース以来の大型IPOになる見通し。石油・ガス業界は、原油高の追い風を受けた収益の増加を背景に、積極的に上場する企業が出ており、今年2月には、米エクスコ・リソーシズがIPOで6億5000万ドル(約770億円)を調達した。【了】