1928年に発売されて以来、90年以上にわたって飲まれてきたキリンビバレッジの炭酸飲料「キリンレモン」に、ブランド初の無糖炭酸水「キリンレモン スパークリング 無糖」が2020年6月2日(火)から登場しています。瀬戸内レモンエキスと純水を強炭酸で仕上げたというカロリーゼロの無糖炭酸水は、切りたてのレモンのような爽やかな味わいにこだわっているとのことなので、実際に飲んで確かめてみました。

「キリンレモン」ブランド初!無糖炭酸水が登場「キリンレモン スパークリング 無糖」6月2日(火)新発売 -

(PDFファイル)https://www.kirin.co.jp/company/news/2020/0501_01.pdf

従来の「キリンレモン」(左)と「キリンレモン スパークリング 無糖」(右)を並べてみるとこんな感じ。



2020年4月にリニューアルした通常のキリンレモンは黄色を基調としたボトルになっているのに対し、「キリンレモン スパークリング 無糖」は白が目立つデザインです。また、「キリンレモン スパークリング 無糖」のラベルには炭酸の泡のような模様があしらわれていて、より炭酸が強めなことが印象付けられています。



瀬戸内レモンエキスや純水を使用しているほか、「人工甘味料」「着色料」「保存料」を使用しないというこだわりは両製品とも同じです。



従来のキリンレモンの原材料は「砂糖類(果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖)、レモンエキス(レモン(瀬戸内産))/炭酸、酸味料、香料、炭酸水素ナトリウム」。



100ml当たりのカロリーは34kcalあります。



一方、「キリンレモン スパークリング 無糖」の原材料の欄に書かれているのは「レモンエキス(レモン(瀬戸内産))/炭酸、香料、酸味料」のみ。キリンレモンに入っていた「砂糖類」や「炭酸水素ナトリウム」は入っていません。



100ml当たりのカロリーも0kcalです。



なお、どちらも無果汁とのこと。



まず、従来のキリンレモンから飲んでみます。微炭酸よりも少し強めの炭酸が舌を刺激しますが、人工甘味料ではない砂糖のまろやかな甘みが飲み口を和らげるので、心地良い刺激とレモンの酸味が両立されています。レモネードのようなやさしい甘さと炭酸の刺激、レモンの香りがまさにキリンレモンらしい飲み心地といえます。



次に、「キリンレモン スパークリング 無糖」を飲んでみます。砂糖が入っておらず粘度が違うためか、注いだときの泡立ちが弱いように見えますが、口に含んだ瞬間にはじける炭酸の刺激はこっちのほうが強め。甘みがないため、レモン水のようにキリッとした苦味と酸味が際立っていますが、いつまでも後味が残るほど主張が強くないので、水分補給だけでなくアルコールやほかの飲料を割るのにも最適なスパークリングウォーターだと感じました。



「キリンレモン スパークリング 無糖」は2020年6月2日から全国の小売店で購入可能で、価格は450ml入りペットボトル1本当たり税抜100円です。