メールの誤送信で物議を醸したユニクロ韓国法人の社長が先月29日に辞任していたことが分かった=(聯合ニュース)

写真拡大

【ソウル聯合ニュース】メールの誤送信で物議を醸したユニクロ韓国法人、エフアールエルコリアのペ・ウジン社長が先月29日に辞任していたことが分かった。同社関係者が1日明らかにした。

 新社長にはロッテショッピングのチョン・ヒョンソク常務が就任したという。

 同社は2004年にロッテショッピングが日本のファーストリテイリングと49対51の比率で出資して設立した合弁会社で、共同代表により運営される。

 ペ氏は4月、社内の人事部門長に送ろうとしたメールを全社員に宛てて誤送信した。同メールには「会長に取締役会の報告を行ったところ、人事構造調整について関心が高い」「人員構造調整に問題のないよう、計画通りの推進を願う」との文言が含まれ、物議を醸した。

 エフアールエルコリアは同月7日に出したコメントで、個人的なミスであり、構造調整とは無関係だと釈明した。

 ペ氏の辞任はこのメール誤送信が影響したものとみられる。