筋肉は裏切らない!  『ランボー』完結編でゲスト声優を務める武田真治とケンドーコバヤシ
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 シルヴェスター・スタローン(73)主演の人気シリーズ第5弾『ランボー ラスト・ブラッド』の日本語吹替版が、6月26日より字幕版と同時公開されることが明らかになった。主人公ランボー役は、ささきいさおが担当。さらに、武田真治、ケンドーコバヤシ、そして人気声優の花澤香菜が参加する。

 スタローン声優として長年にわたり『ランボー』を支えてきたささき。シリーズ完結を謳う本作への参加にあたり「スタローンを始めて吹き替えたのは『勝利への脱出』だった。鍛え上げた肉体を持つ若きヒーローだが、独特の低音も魅力だった。『ランボー』も初めはナイーブな青年だった」と振り返る。「作品を重ねるごとに派手なアクションが売りになり、この『ラスト・ブラッド』でも悪は徹底的にやっつける。こちらは声の演技だけだが、スタローンは70歳を過ぎても、逞しい体と激しいアクションを見せてくれる。見事と言うしかない」と語っている。

 前作『ランボー 最後の戦場』(2009)の激闘を経て、故郷アリゾナに戻った元グリーン・ベレーのベトナム帰還兵ランボー。平穏な生活を送っていたランボーだが、娘のように大切にする友人の孫娘ガブリエラが人身売買カルテルにさらわれたことで、再び戦場へと舞い戻る。

 武田とケンドーコバヤシは、カルテルを率いるマルティネス兄弟役で声優参加。兄・ウーゴの声を担当する武田は、今回の抜てきに「これもひとえに筋肉のおかげだなと思いました(笑)」と筋肉に感謝。初挑戦の洋画吹き替えとなったが「ささきいさおさんやケンドーコバヤシさんの声に刺激を貰いながらなんとか録り終えることができました」といい、「73歳のスタローンの筋肉は本当に凄くて、年齢と筋肉量という観点では世界最高峰だと思います。この映画を観た後は絶対に筋トレをしたくなると思います!」と断言。また、弟ビクトル役のケンドーは「今回のランボーの戦闘力もハンパなくて、過去に観た映画の中でもかなりの上位に入る暴れっぷりで衝撃です。すごくカロリーを使う映画なので、空腹厳禁! たんぱく質をとって映画館に観に来てください!」と語っている。

 また花澤が務めるのは、カルテルに誘拐されるランボーの”娘”ガブリエラ役。「ランボーシリーズの最終章に関われたことを光栄に思います。私はガブリエラという、とても綺麗で心の優しい女の子の声を担当させていただきました。息をのむような激しい戦いが待っていますが、ランボーと彼女の微笑ましい関係性も今作の魅力の一つだと思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです!」とコメント。ささきとの声の共演にも注目だ。(編集部・入倉功一)

映画『ランボー ラスト・ブラッド』は6月26日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国公開