観たい作品の上映交渉権も!復活目指す札幌劇場、クラウドファンディングで支援呼びかけ
2019年6月2日に閉館した映画館「ディノスシネマズ札幌劇場」が復活のためのクラウドファンディング(CF)で支援を募っている。
1968年に開館し、昨年6月まで半世紀にわたって札幌で上映を続けていた同劇場。閉館から半年、新天地での再開に向けて動いていたなか、新型コロナウイルス感染症の影響で系列のディノスシネマズ3劇場(旭川、苫小牧、室蘭)を含むスガイディノス全店舗が一時休業を余儀なくされた(現在は営業再開)。それに伴い、札幌劇場の再開も危ぶまれる可能性も出てきたとして、事業を手掛けるスガイディノスはCFを5月12日よりスタートさせた。
目標金額は1,000万円で、6月30日までCFサイト「ACT NOW」で支援を受け付けている。支援者は支援額に応じて、上映前のスクリーンへの名前掲載やドリンクチケット、映画チケット、上映作品選定の担当者との交渉権などの特典を受け取ることができる。7月上旬には改修工事を終了し、7月中旬以降のオープンを目指しているという。(編集部・大内啓輔)