新型コロナウイルスの影響で、すっかりブームとなっている「オンライン飲み会」。時間も場所も自由だからこそ、終電も(?)気にせず気の合う仲間と飲めるのは楽しいだろう。

だが、その自由が足かせになる場合もあるようで...。飲みたくない時の上手な断り方が思いつかない人達がネット上で嘆いているのだ。

その嘆きを、先日配信した記事で紹介したところ、Jタウンネットの幅広い年齢層の読者から多くの解決法(?)が寄せられた。中には、心優しい読者が、実際に送ったというお断り文を編集部に教えてくれた。

オンライン飲み会の「断る理由が」見つからない人達を救いたい――。いつ通知が来るか分からずドキドキしている皆さんに、断り方の一例をご紹介していこう。

結局何がベスト?


上手に断りたいよ...(画像はイメージ)

最初に紹介するのは、東京都在住のHさん(20代女性)の投稿だ。

1人でいる時間を過ごすことが好きだという彼女。平時であっても、飲み会を時折断っていたそうだが、ついに先日オンライン飲み会に誘われたという。そんな彼女は、生理痛を理由に飲み会をキャンセルしたそうで...。

「私は、急に生理痛がひどくなっちゃって...って言って、直前に断りました(笑)。結果ドタキャンみたいな感じですけど、キャンセル料とかがかかる訳でもないし、別にいいかと。
コロナの影響で生活環境変わったから、それがちょっとストレスになっちゃったのかも、と付け足すとより説得力が上がります!!」

飲み会のメンバーは全員女性だったそうで、「この手」が使えたという。

とはいえ、男性の場合は...。どうすればいいのだろうか。寄せられた投稿には、Hさんのように身体状況を伝え、断る人が多い。

同じく東京都に住むKさん(50代男性)は、実際に会社に送ったお断り文を教えてくれた。

オンライン飲み会のお誘いを頂き、ありがとうございます。現在、政府の緊急事態宣言の長期化などに備え、自身の体調を整えておりますため、大変恐れ入りますが自粛致したく存じ上げます」(送った文面)

ビジネスメールのテンプレートのような文章だ。上司に、こんなメールを送ったら、相手もかしこまりそうだ。会社からは

「体調を整えるためならば、そちらを優先して下さい」

と返信が来たという。体調が悪いと、ウソをついているわけではないから問題なさそうだ。下手に「具合が...」などというと仕事に支障をきたす可能性があるだろうし...。

その他、飲みたくて誘うという側の人物から、

「別のオンライン飲み会が入っている」

といった返信を飲み会が苦手な後輩から貰ったという声が届いた。

また沖縄に住むIさん(30代女性)も誘う側だが、ストレートに「オンライン飲み会は苦手」と断って欲しいと話す。

「むしろ友人に嫌がることをさせてしまっていたと思うと、心苦しくて悲しいです。誘う側も『本当は断れないだけなんじゃないか。無理強いしたんじゃないか』と罪悪感が湧いたりします...」

嫌だと思ったら、ストレートに断る。意外とこの方法がベストな解決法なのかもしれない。

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