巨匠が“タイ洞窟事故”映画化、「アポロ13」風か

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巨匠ロン・ハワード(66歳)が、2018年に起きたタムルアン洞窟の遭難事故を題材にした「サーティーン・ライブズ」の監督を務めるようだ。タイにある洞窟を訪れていた少年サッカーチームが、豪雨による浸水で洞窟内に閉じ込められた同事故では、国内外から救助チームが参加。12人の少年とコーチ1人が無事救出された際には世界中の見出しを飾った。

脚本は「グラディエーター」のウィリアム・ニコルソンで、アカデミー賞で9部門にノミネートされたハワード監督の1995年作「アポロ13」に似た作風になるとも言われている。

一方で、「クレイジー・リッチ!」のジョン・M・チュウ監督もこの事故に遭った少年たちに焦点を当てたネットフリックス作品を手掛けているほか、「フリー・ソロ」のジミー・チン、エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィもユニバース・スタジオと映画を製作中、ナショナルジオグラフィックのドキュメンタリー作も予定されているなど、同事故を題材にした作品が目白押しとなっている。