パンデミックの影響で「ドライブスルーのストリップショー」が誕生、社会的距離は徹底的に維持
2019年末から猛威をふるう新型コロナウイルス感染症の感染拡大をふせぐため、日本を含め世界各国で「Stay Home」を合い言葉に、社会的距離の維持と外出自粛が実施されています。しかし、人々が家から出なくなることで多くの産業が経済的打撃を受けています。そんな中、アメリカ・オレゴン州のストリップクラブがドライブスルーで楽しめるストリップショーを実施しています。
Oregon strip club creates drive-thru experience during coronavirus lockdown: 'People are super stoked' | Fox News
オレゴン州ポートランド市にあるストリップクラブ「ラッキーデビルラウンジ」は、COVID-19パンデミックを受けての外出自粛で従業員も休業している状態。そんな中、オーナーのション・ブールデン氏は、クラブの駐車場を利用してドライブスルーのストリップショーを開くアイデアを思いついたとのこと。
ボールデン氏は駐車場にテントやステージ、音響機器、柵を設け、社会的距離を保った上でストリップショーを開けるように改造しました。一通り準備が完了すると、ボールデン氏は自分の車にGoProを設置し、実際に楽しめるものになっているかどうかを友人や同僚とチェックしたとのこと。ボールデン氏はドライブスルーストリップショーの出来栄えについて「素晴らしい」とコメントしています。
ドライブスルーのストリップショーは一体どんな感じなのか、以下のムービーを見るとよくわかります。
During the pandemic, Portland strip club offers a drive-thru - YouTube
ライトとミラーボールに照らされスモークがたかれた駐車場に車が入ると……
DJが音楽を流します。
ステージの上で、手袋とマスクを着用したダンサーが歌って踊ります。観客は車の中から、柵に取り付けられたバケツにチップを投入。
ダンサーが裏にある厨房で作られた食べ物を手を伸ばして渡してくれるほか……
無料配布しているトイレットペーパーのロール1個を、ダンサーがマジックハンドを使って運転手に手渡しする場面も。
ボールデン氏は「ラッキーデビルラウンジを訪れた人はとても喜んでくれています。お客様は他の人にあって喜び、ストリップクラブを体験するのです」とコメント。ボールデン氏によれば、およそ240km離れたシアトル市からやってきた常連客もいるそうで、1晩に3回もドライブスルーのストリップショーを楽しんだそうです。
「ストリップのダンサーも仕事ができて喜んでおり、必要不可欠な労働者と認められます」とボールデン氏は述べました。