新型コロナウイルス関連倒産 宿泊施設を全国で展開、ファーストキャビンなど5社が自己破産を申請
![ファーストキャビン京橋店(帝国データバンク撮影)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/c/b/cbe24_1659_ceec2f39_f5a7d053-m.jpg)
申し立て代理人は、佐藤明夫弁護士(東京都港区北青山3-6-7、佐藤総合法律事務所、電話03-5468-7860)ほか7名。
当社は、2006年(平成18年)7月に設立した簡易宿泊施設の企画、経営業者。「FIRST CABIN」(ファーストキャビン)の屋号で高級感を持たせたカプセルホテルを企画、運営し、2019年末時点で直営・FC合わせて全国に約26店舗を展開。サラリーマンなどの日本人客を中心に、インバウンド需要による外国人需要も大幅に増加、2017年3月期の年収入高は約15億7900万円を計上していた。
関係会社の(株)ファーストキャビン開発(TDB企業コード:265021637、資本金1000万円、東京都千代田区紀尾井町3-6、代表来海忠男氏)、(株)ファーストキャビン京都嵐山(722021383、資本金3000万円、同所、同代表)、(株)ファーストキャビン京都三条(041020684、資本金3000万円、同所、同代表)、(株)ファーストキャビン柏の葉(078024194、資本金1000万円、同所、同代表)も同様の措置となっている。
負債は5社合計で約37億円が見込まれる。
なお、FC店においては、各社の判断でホテルの営業を再開する可能性がある。