ハードマークが売りのロブレンが愛息子に見舞ったチャージが話題を呼んでいる。 (C) Getty Images

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 新型コロナウイルスの感染拡大により、各国で外出が制限され、人々が鬱屈とした日々を送るなか、南野拓実が所属するリバプールのクロアチア代表DFデヤン・ロブレンが、自身のインスタグラムで公開した動画が話題を呼んでいる。

 プレミアリーグが中断し、再開の目途が立たないなか、自宅でトレーニングをしているロブレンは、広い庭で愛息子のヨシップ君との1対1に興じている際に“魅せた(!?)”。なんとボールを持ってドリブルを仕掛けるヨシップ目掛けて、本格的なスライディングタックルを見舞ったのだ。

 幾多の名手たちと渡り歩いてきた屈強なCBが見舞ったプレミア仕込みのタックルに、ヨシップ君は思わず転倒。しかし、ロブレンは投稿欄にこうコメントを寄せた。

「VARチェックだ! ダイビングによるイエローカードの可能性がある」

 もちろんこのセリフはジョークのつもりだろうが、大人ないハードタックルに周囲は引き気味だ。
 

 同胞のルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)が、「なぁ兄弟、それはテクニックとは言えないよ」とコメントを寄せれば、元イングランド代表FWのダニエル・スターリッジは「君はファウルであると分かっている時は、常にダイブだ!と言ってるね」と反応。さらにファンからは次のようなメッセージが相次いだ。

「なんてタックルだ。これはレフリーも笛を吹く」
「僕だったら君を4試合は出場停止にする(笑)」
「息子さん、あなたは退場だ」
「相手は子どもだぞ?」
「君は安易にタックルにいきすぎだ」
「クリーンな当たりだろ」
「子どもはこうやって学ぶんだな」
「レッドカードだ……ロブレンがね」
「ボールに先に触れているように見えるけどね」

 ハードチャージでファンに話題を提供したロブレン。彼の真骨頂であるそれが、ピッチ上で披露できる日がいち早く訪れるのを祈るばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部