首都高の埼玉区間 延伸事業が進捗 与野〜上尾南の都市計画事業認可 用地買収へ
将来的には圏央道より北まで延びる計画です。
「新大宮上尾道路(与野〜上尾南)」の概要(画像:大宮国道事務所)。
国土交通省関東地方整備局 大宮国道事務所と首都高速道路は2020年3月13日(金)、国道17号「新大宮上尾道路(与野〜上尾南)」の道路事業について、都市計画事業の承認・認可が告示されたと発表しました。
この事業は、首都高S5埼玉大宮線の与野JCTから北へ延伸させる形で、上尾南出入口(仮称)まで約8kmの自動車専用道路を建設するものです。2017年3月末に首都高速道路が有料道路事業許可を得て、大宮国道事務所と共同で事業を進めています。今後は地権者を対象に説明会などを開催し、用地買収に着手していくそうです。
なお新大宮上尾道路の計画区間としては、与野JCTが位置するさいたま市中央区円阿弥から、圏央道の桶川北本ICを経て、鴻巣市箕田までの25.5kmです。大宮国道事務所などは、外環道と圏央道をつなぎ、国道17号の慢性的な交通渋滞の緩和や、埼玉県中央部の発展を目的とした道路としています。