階段の踊り場は、なぜ「踊る場所」と言うのか
[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2020年3月2日放送「仰天コロンブス」のコーナーでは、階段の踊り場について取り上げていました。
階段の途中の折り返しで広くなっているところを、「踊り場」と言うことは皆さんご存知だと思います。なぜ、踊る場所とう名前になのでしょうか?
なぜ「踊る」なのだろうか(画像はイメージ)
文明開化と共にできた踊り場
金沢市内の小学校に「踊り場」についての由来を尋ねてみると、
「人が歩いているときに踊って見える」
「踊れるくらい広い」
などの答えがありました。
金沢市にある「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」の館長に話を聞くと、踊り場は明治時代に高さのある洋風建築が増えたころから見られるようになりました。
館長が言うには、文明開化の時に鹿鳴館ができて、ドレスを着た人たちが階段を降りてくるときにこの中間で止まってポーズでもしたのではないか、またドレスのスカートが揺れる姿が踊っているように見えたのではないか、とのことです。
やはり、「踊る」が由来のようです。
文明開化時代にできたおしゃれな言葉なんですね。
(ライター:りえ160)