DC映画『ジャスティス・リーグ』のフラッシュ役エズラ・ミラーが、ドラマ版フラッシュと対面!

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ついに映画とドラマがクロス! DC映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』や『ジャスティス・リーグ』で超高速で移動するスーパーヒーローのフラッシュを演じるエズラ・ミラーが、なんとTVドラマ"アローバース"に登場した! 米Comic Bookなどが報じている。

エズラが姿を現したのは、1月14日(火)にアメリカで放送された"アローバース"のクロスオーバーエピソード「Crisis on Infinite Earths(原題)」。同エピソードは、ドラマシリーズの『ARROW/アロー』『THE FLASH/フラッシュ』『SUPERGIRL/スーパーガール』『Batwoman(原題)』『レジェンド・オブ・トゥモロー』の5作品が交差する米CWの一大イベントだ。

スターラボで、グラント・ガスティン演じるドラマ版のフラッシュは、目の前に別のフラッシュがいることに気がつく。それがエズラ演じるフラッシュ。エズラフラッシュとグラントフラッシュは、お互いのコスチュームを触ったり、「バリー・アレンだ」と本名を言い合ったり...。そしてエズラフラッシュは「一緒にセルフィー撮る?」と言うが、いつの間にか消えてしまうというコミカルなシーン。


映画版でフラッシュを演じるエズラは、映画『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』などで知られるアンディ・ムスキエティが監督を務める主演映画『The Flash(原題)』が2022年に公開予定。その宣伝にもなるため、米ワーナー・ブラザースが今回のようなサプライズのカメオ出演を用意したようだ。

プロデューサーのマーク・グッゲンハイムは米Entertainment Weeklyに、このアイデアに尽力してくれたのは、DCコミックアーティストのジム・リーだと明かした。「私はこのシーンを、ジムと一緒に考えていました。そして、グラントとエズラが出演を快諾してくれたので、これなら可能かもしれないと思い、DCエンターテインメント映画部門の副社長であるアダム・シュラグマンとジムに送ったのです。ただ、彼らが製作している映画の邪魔になるようなことは避けようと思いました。ジムは、すべての部門がお互いにちゃんと話し合っていること、何も中断しないことを確認してくれ、本当に素晴らしかったです。彼は時にチアリーダーのように応援してくれて、時に外交官のように両者の間を取り持ってくれました。彼の熱意のおかげで、このシーンが出来上がったのです」

また、ドラマ版でフラッシュを演じるグラントは自身のInstagramを更新し、「これを実現し、今日まで秘密にしておくことができてよかった」というコメントともに、エズラとのオフショットを公開した。

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このことにより、ファンにとっては現在製作中の映画版に関して、また新たな疑問や期待が生まれてきたのも事実だ。グッゲンハイムの言う、"邪魔をしたくなかった"という意味がどういうことなのか、映画の内容に関わってくるからなのか、という話も出てきそうだ。ただ、今回の映画とドラマのクロスは、ファン待望であることは間違いないだろう。(海外ドラマNAVI)

Photo:

エズラ・ミラー/『ジャスティス・リーグ』(c) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC/『THE FLASH/フラッシュ』(c)2019 Warner Bros. Entertainment Inc. FLASH(TM) and all pre-existing characters and elements TM and (c)DC Comics.