太陽系よりも古い75億年前の物質を隕石から発見。これが本物の「星屑」
研究チームは1969年にオーストラリアのヴィクトリア州に落下したマーチソン隕石に含まれていた40の「プレーソーラー粒子」を発見。そしてこの粒子がどれぐらいの間宇宙線に晒されていたかを知るため、物質が宇宙線に反応して作られる元素Ne-21の同位体の量をしらべました。
その結果、微粒子が最も多く作られた年代はおよそ46億〜49億年前と判明。太陽系の誕生が約46億年前、地球ができあがったのが45億年前と考えられているため、いくらかはすでに太陽よりも前のものであることがわかりました。そして。最も古かった微粒子はというとなんと約75億年前に誕生したものだったとのこと。
なお、これまでに見つかっているプレソーラー粒子で最も古いものは約55億年前とされていました。ヘック氏は「我々の仮設では49〜46億年前の太陽系形成の時期に多くの星々が生まれたと考えていたが、これらの粒子の発見で70億年前の銀河系ではより多くの星が形成され始めていたことがわかる」と述べました。
研究者の間では、星々が形成されるペースがまんべんなく一定なのか、一時に集中することがあるのかで議論があります。ヘック氏は今回発見された粒子のおかげで、70億年前の隕石サンプルから銀河系が星の形成をはげしくしていた期間を湿す直接的な証拠が得られたとしました。そして「これは我々の研究における重要な発見です」と述べています。
Source: PNAS
Via: CNN, BBC
