ライアン・レイノルズ、マイケル・ベイの現場はハチャメチャ!撮影を振り返る
『デッドプール』のライアン・レイノルズが、“破壊王”の異名を持つマイケル・ベイ監督と初タッグを組んだNetflix映画『6アンダーグラウンド』(12月13日配信)のハチャメチャな撮影現場を振り返った。
『6アンダーグラウンド』は、過去を抹消し未来を変えたいと願う男女6人で結成されたチームの活躍を描くアクション。謎のリーダー(ライアン)を筆頭に、元CIAスパイ、敏腕ドライバー、超一流スナイパーなど、世界随一のスキルを持つ者たちが、世界を股にかけたミッションに挑む。
ベイ監督といえば、『アルマゲドン』『トランスフォーマー』シリーズなどで建物や車を容赦なく破壊するなど、ド派手な演出を得意としており、その型破りな爆破演出から、監督の名前とMayhem(破壊行為)を合わせた造語が誕生するほど。ベイ監督と初タッグを組んだライアンも、「ベイ監督は、現場にある種のカオスを作り出すんだ(笑)」と表現している。
新作でもベイ監督は、車750台以上を破壊し、60,000リットルに及ぶ燃料を使って爆破シーンを撮影している。スピード感ある現場に、最初は慣れなかったというライアンは「待ち時間もほとんどなくて、監督が現場に着いた瞬間から撮影が始まったりするんだよ!」と語っており、「現場で撮影内容が変わることもあったんだ。自分が今日何をすることになるのかわからないときもあったし、ハチャメチャだったよ(笑)」と振り返る。
撮影が進むうちに、ベイ監督の現場にも慣れたというライアンは「ベイ流のやり方が大好きになったんだ。彼の撮影は、CGを多用するのではなく、カメラの前で実際に撮影するんだ。それにこだわる現場は最高に楽しかったよ!」とコメント。“面白い映画を撮ること”を追及するベイ監督の姿勢に共感したといい、今では監督に強い信頼を寄せている。
イタリアでのカーチェイスや超高層ビルで展開するアクションなど、ベイ監督の真骨頂ともいえる本作。『デッドプール』シリーズのレット・リース&ポール・ワーニックが脚本を執筆しており、ライアンとの再タッグも注目となっている。(編集部・倉本拓弥)