激戦必至のJ1最終節、優勝争い&残留争いの行方は? DAZNがデータに基づき結果予想
横浜FM対FC東京の優勝争い“直接対決”をはじめ、注目5カードの結果を予想
J1リーグ戦は7日、ついに2019シーズンの最終節を迎える。
横浜F・マリノスとFC東京の優勝を懸けた直接対決や、白熱の残留争いなど、数々の見どころが挙げられるが、Jリーグ全試合を放送する「DAZN」は「ダゾーン・トト・チャレンジ」と題して、注目5試合の勝敗をデータに基づいて予想。激闘必至のJ1最終節を展望している。
今回、「DAZN」が予想したのは浦和レッズ対ガンバ大阪、清水エスパルス対サガン鳥栖、名古屋グランパス対鹿島アントラーズ、横浜FM対FC東京、そして松本山雅FC対湘南ベルマーレの5試合。いずれの試合も優勝か残留が懸かる、各クラブにとっての大一番だ。
最大の注目はやはり、優勝を懸けた横浜FM対FC東京だろう。横浜FMは2004年以来15年ぶりの、FC東京は初の優勝を狙い、日産スタジアムでの一戦に備える。横浜FMは引き分け以上なら文句なし、負けても3点差以内なら優勝決定。一方のFC東京は4点差以上での勝利が必要であり、両チームの立ち位置には大きな差がある。
横浜FMの今季ホーム勝率は68.8%、1試合平均得点は2.13点と高い水準を誇り、直近5試合は全勝。対するFC東京はアウェーでの勝率が43.8%と芳しくなく、1試合平均得点も1.06と大量得点が必要な試合に向けて不安が残る。これらのデータを踏まえてDAZNが算出した予想スコアは、横浜FMの3-1での勝利。果たして、この予測どおりに横浜FMは戴冠に成功するのだろうか。
浦和対G大阪のカードは、かつて横浜FMが2003、04年とリーグ連覇を果たした後のJ1を牽引した両雄の対戦だ。06年には勝ち点3差を追うG大阪が最終節で今回と同じカードに臨み、3点差以上での勝利による逆転優勝を目指した。しかし、結果は浦和の3-2での勝利を収めて初優勝。今節の横浜FM対FC東京と状況が重なるところもあるだけに、このカードが同日に組まれていることは興味深い要素でもある。
通算成績では浦和の21勝11分23敗とほぼ互角だが、今季のホーム勝率は25%、1試合平均得点0.88点と苦しんでいる。G大阪もアウェー勝率25%と厳しいことに変わりはないものの、1試合平均得点は1.44点。DAZNはこうしたデータからG大阪の優勢と、1-0での勝利を予想している。
残留争い直接対決はスコアレスドロー? 湘南と鹿島は勝利予想
J1残留争いを繰り広げるチーム同士の直接対決となるのが、清水対鳥栖だ。清水は勝てば、鳥栖は引き分け以上で自力でのJ1残留が決まる状況となっている。清水はホームで1試合平均2.5失点、逆に鳥栖はアウェーで1試合平均0.69得点と対象的な両チーム。DAZNが弾き出したスコアは、0-0でのドローとなっている。
その他、すでにJ2降格が決定している松本とJ1参入プレーオフ圏からの脱出を狙う湘南の一戦と、苦難のシーズンをホームで勝って締めくくりたい名古屋とACL出場権を自力で確定させたい鹿島の対戦もピックアップ。それぞれデータに基づき湘南の1-0勝利、鹿島の2-1勝利が予想されている。
もちろん、データだけですべてが判断できないのがサッカーだが、運命の最終節を前にあれこれ予想するのも楽しみ方の一つ。DAZNの提供するデータを頭に入れつつ、優勝争いと残留争いの行方を見守りたいところだ。(Football ZONE web編集部)