韓日軍事協定の終了決定 「覆ることを望む」=米国務副次官補
【ソウル聯合ニュース】米国務省のナッパー副次官補は25日、ソウル市内で開かれた国際会議で講演し、韓国が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了を決めたことについて、「米国の最大の友好国である韓国と日本の関係が悪化する状況が非常に懸念される。この状況が安保問題にも影響を与えている」として、「決定が覆されることを望む」と述べた。
また、「ロシアと中国が初めて日本の海域を共同で偵察したが、偶然ではないと思う」とし、「韓日関係が悪化すれば、こうした挑発が続けられる」との認識を示した。中国のH6爆撃機やロシアのTU95爆撃機、A50早期警戒管制機など軍用機5機が7月23日、韓国防空識別圏(KADIZ)に進入した事件を意味するとみられる。
ナッパー氏は韓日関係の改善のため、「米国が肯定的な役割を果たしたい」としながらも、「解決策は韓国と日本が自ら講じなければならない」と強調。「米国はこれまで表に出るよりは静かに両国が対話できるよう促してきた。それが最も効果的だと考えているため」と述べた。
その上で、「韓国と日本は北朝鮮の核・ミサイル脅威やロシアと中国の浮上など地政学的にみれば、互いを活用しなければならない機会が多くある」とし、「両国が今後、前に進められる肯定的な方法を見つければ、米国がそばで後押しする」との姿勢を示した。
また、「ロシアと中国が初めて日本の海域を共同で偵察したが、偶然ではないと思う」とし、「韓日関係が悪化すれば、こうした挑発が続けられる」との認識を示した。中国のH6爆撃機やロシアのTU95爆撃機、A50早期警戒管制機など軍用機5機が7月23日、韓国防空識別圏(KADIZ)に進入した事件を意味するとみられる。
その上で、「韓国と日本は北朝鮮の核・ミサイル脅威やロシアと中国の浮上など地政学的にみれば、互いを活用しなければならない機会が多くある」とし、「両国が今後、前に進められる肯定的な方法を見つければ、米国がそばで後押しする」との姿勢を示した。